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Leitz Summitar 50mm f2.0 - フィルムカメラレビュー その2

35mm レンジファインダーカメラ用レンズ Lマウント
1939年発売
レンズ:Summitar 50mm f2.0(4群7枚)
シャッター:なし
焦点調節:レンジファインダー方式(1.0m~∞無限遠)
露出計:なし

選んだ基準としては
・憧れのLeitz純正レンズ(3本目)
・痴玉ぐるぐるボケ体験
・状態良し悪しもあるがおおむね安価

作例の続きを黙々とアップしていきます。

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前回でも撮っていました、新宿界隈のひっそりとした写真。雨の午前のシーンが気に入っています。


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今の職場に近い靖国神社へ散歩に行った際の写真。身近にある異空間を味わいました。


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少し足を伸ばして千葉駅のとなりの栄町。マッシブなモノレール建築とひと気のない昼間の色街がなんともグッとときます。


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家の近所の雨風景。フィルムが表現するカサッとした濃い緑の風景が好きです。


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何度か赴いている香川県の高松。広範囲に展開する飲み屋街、細路地が多く、路面電車の走る街。何度来ても楽しいです。


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最後は高松から電車で30分ほどにある坂出。まちなかに突如として現れる巨大建造物。ショッピングセンターのような外観ですが、実は人工地盤を空中に作り、下が商業施設で上が集合住宅。隣に市民ホールがくっついているという日本でも珍しい建築。レトロフューチャー・モダンというかなんというか。広角レンズではないので、全体像が全く撮れていませんが、切り取った風景も独特で素敵でした。


現代のレンズと比べると発色は劣りますがトーンはかなり豊富に出ます。この多重人格を使いこなせれば、活用できるシーンは多分にあると思います。

実は以前ライカデビューした頃、割とすぐ買ったのがズミタールの更に後継者であるズミクロンでした。解像度は凄まじく、且つ繊細、ボケも自然、そのくせで味わいもある。非の打ち所がないレンズでした。それが故に何か物足りなくてすぐに手放したのです。

オールドレンズとは、現代のレンズにはない何か欠落したあれ?って感じが醍醐味と考えます。
また古いレンズに惹かれるのは、レンズ自体で固有のネーミングがあること。ズミタールなんて呪文のような名前、ラブリーで愛着が湧きます。