昼寝

水底にて。記録、短歌。

昼寝

水底にて。記録、短歌。

    最近の記事

    遠出 2022年8月17日、18日

    8月17日(水) 大阪正午あたりに新大阪駅に到着した。天気は曇り。遠出していた数日は日本列島に雨雲がたくさんかかっているタイミングで、湿度は高いにしても、そこまで暑くなかったので助かった。 大阪市立美術館『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』 美術館に行くといつも思うことがあり、これはとても身も蓋もないようなことであるが、みんなめっちゃ絵うまいなーすげーと思う。技術としてちゃんと勉強してめっちゃ努力してたんだろうなー。私には気づけない技術も意図もめっちゃあるんだろうなー

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      • 短歌6/13-6/19

        「梅雨の部屋」 老画家は地下鉄のひとを描きつつ 粗い和訳のドキュメンタリイ むしがずんずん歩き佇む部屋になったのか梅雨も終わってないのに ざわざわと芽吹く一矢を射つために万年筆を手に馴染ませる 帰ったらカスタネットを修理して大喜利を観てソーダを飲もう メモ 6/16 部屋に小さい虫が2匹出て(どちらも外に出して)そういう季節なんだなあとかどこから入ったんだ……とか思ったりした。

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        • 短歌6/6-6/12

          「森に分け入る日」 手渡されないものをただ見送る日 他人の占いをきいて眠る ロボットになる日レモンのしゅわしゅわにつかる日眠い日労働する日 生きた文字と声だけが頼りだ 森を宿したひとの森に分け入る 日常のカンスト、つまり飽きること、次の道に押し出されること 居酒屋を出ると夏の夜であり、眠るかわりに水滴になった。 名前しか知らない国の一粒をかじる 知らない味がして好い 「故郷はアジアの東の方なんだ」「あの雲の下?」「あの帯の下」 メモ 6/7 マンゲキの『C2P2』というラ

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          • 短歌5/23-5/29

            「春に振り回される」 眠らない ブルーライトでくしざしにしていることをわかってはいる 草むらに街に砂漠に落とされたオペラグラスをのぞいてみたい 「夜になれば春の在処が僕にでもわかる!(畳に寝っ転がって)」 最近はよく泣く。春と夏は好きじゃない。凍土で眠っていたい。 星をみつける 星をみつけるだけで星座にならない夜もあること 「ペン回ししてるとき何も考えてなくない?」「銀河の巡りを見てる」 あ、適応した。なまぬるい風に立ち林檎ジュースの冷たさが染む 5/30 操作ミスで日記

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            短歌 5/15-5/21

            「宇宙の生活」 きみの惑星に行きたいきみはゆるさないまつげも露のひとつも どうにでもなれ!と宙を舞うタロットカードをめくる月の酒盛り テレビでテレビを見ない新人類がふるびるころ流行るタピオカ わたくしの知らない街で生きている太陽と月、わたくしだけの。 似たような見た目で中は別もののあなたはシャトー、ハイムがわたし 外干しか部屋干しか悩む。予報では曇りで、外の匂いは雨だ。 あの街に流れるけれどこの町に流れないテレビ 指先がかわく 砂漠の観測所にて過去たちが化石になっていること

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            2022年5月18日

            もし、自分の人生を自分以外に明け渡したくなったら、生き物でも飼うのか、部屋を植物で満たすのか。人と暮らすことが、いちばんに出てこなかった。 それはそれとして、猫を触ってみたい。猫カフェ行ってみようかな。 みんな、昔のことをどれくらい覚えてるのだろうと思った。どれくらいはっきり覚えてる? 私は昔のことをあんまり覚えてない。なにしたとかなに言った言われたとか、細かいところを全然覚えてない。そのわりに、恥ずかしかったこととかはときどきフラッシュバックする。トイレとか風呂で、頭

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            2022年5月13日

            髪を切りにきた。久々に待ち時間を過ごしている、気がする。 短歌をまたやってみようと思って、短歌の本を取り出す。しばらく忘れているうちに、575のリズムが体から抜けている。短歌、どうやって作ってたっけなと思う。 今は何を続けてる?メモに独り言を書くこと、アプリで韓国語の初歩の初歩、バイト、生活、お話作ること。 飽きっぽいというか、代謝が早いというか、好きになったもの、すぐに熱が冷めていく。その都度味わいきっているのだと思いたい。今好きなものも、いつか満足して離れていくんだ

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            2022年5月12日

            透明の反対はなんだろうか? 調べたら、不透明、と出たけど、なんか、まあそうだけども!という気分になる。他の言葉で表したいね。 サンマルクで昼ごはん。 何かを強く好きになることが辛い理由は、自分の器の大きさに合わない熱量を抱え込むことになるからかもしれない。だから、はやく放出したい。それで、迷惑なくらい話し続けたり、気色悪い文面が出来上がったりする。吐き出し方を間違えたマグマは、自分も他人も痛めつけることがある。だから、好意の扱いは気をつけないといけない。 火山もね、辛い

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            2022年5月9日

            ハローワークの相談室みたいなところで面談をして、元気がなくなった。ここでの話はすべて働くという方向に向かっている、ということに疲れる。自分でそうしようと思ったのに、それでも疲れる。立ち止まりたくなる。マックで昼ごはんを食べて休む。 最近はむかしのことをよく思い出す。むかしというのは、高校の時とか、大学の時とか。群れの中にいるときの方が寂しさが辛いこと。集団の一員としての自分はあまり好きではなさそうだということ。 Tシャツを買う。部屋着だからなんでも良いはずなのに、どれにす

            2022年5月7日

            デジタルでも本でも、なにか読んでいる間に時間が進んで、電車は駅を出発していて、アルバムの次の曲が終わりつつある。読むことはタイムスリップみたいなところがある。読むだけではなくて、何かに集中することは、未来行きタイムマシンに乗ることと似ている。タイムマシンの中では、また違う時間が流れている。誰かの思い出を辿ったり、自分の昔のことを思い出したりする。これからのことを考えることもある。そしてふと顔を上げると、電車は次の駅に停まっている。 自分がやっていることと、それらが外からどう

            月を買う 2022年5月2日

            月を買った。 300円均一のお店で、330円だった。 透明な立方体のケースに入っているので、マチのないトートバッグに入れると嵩張ってしかたがなかった。 家に帰り、ケースに入ったままの月を机の上に置いて眺めた。月は白かった。 翌日、スーパーで電池を買ってきた。ボタン電池3つで、白い月は白くて明るい月になったり、オレンジになったりするらしい。ケースから月を取り出す。月はさらさらしていて、全体に浅い凹凸がある。片手で掴んでみると、月はソフトボールくらいのサイズだとわかった。