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設計一筋17年!人生をかける価値がある覚悟の挑戦

はじめに
モノづくりに関わる皆さんは「このままではいけない」と感じたことはありませんか?もしそうなら、 この記事があなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。製造業で効率化に悩まれている方々の一助となることを願って、この投稿をお届けします。この記事を通じて、あなたの『人生を変える』きっかけになれば嬉しく思います。

自己紹介
こんにちは。私は、新卒から電子機器メーカーで17年間、製品の構造設計に携わっていました。工作機械、半導体製造装置、ファクトリーオートメーションのメーカーさまに向けて、機械を操作するための端末を設計していました。設計は楽しく、未知の条件を成立させるために考えを巡らせること、成立した瞬間、そしてそれが形になって手元に現れることがモノづくりの楽しさではないでしょうか。

私の職場では、設計部門の担当業務は多岐にわたり、製品の受注から量産化までのスケジュール管理、製品原価の作りこみ、顧客との折衝、部品の立ち上げ、製品の立ち上げなど、見積、設計、評価、量産化まで幅広く行っていました。他部門との調整や部品の委託先から製品を組立する工場を駆け回る日々でしたが、それでも設計の仕事は楽しかったです。試行錯誤の末に仕様を成立させ、お客様やユーザーから喜びの声をいただく瞬間は何にも代えがたいものでした。

そしてご存じの通り、ものづくりは設計以外にも、営業、生産技術、調達、管理、品証、製造と多くの部門が関わります。一丸となって、製品を立ち上げることも、モノづくりの醍醐味で、皆で大きな達成感を共有することができます。

中国工場で製品の立ち上げに携わった皆さんとわたし(前列右から3番目)

私の悩み
 
しかし、設計や新製品の開発に集中できる時間は限られていました。以下のような悩みが私たちの時間を奪っていました。

・各部門からの問い合わせ対応
・設計者の育成に時間がかかる
・設計審査をすり抜け、過去の不具合が再発する
・市場で発生した製品不具合の解析。顧客への報告
・再発防止のため増えていく設計審査項目と、対応できる時間の少なさ
などなど

この悪循環と、疲弊している後輩たちを見て、何とかしたい想いでいっぱいでした。もちろん、仕組みの改善には常に取り組んでいましたが問題がありました。それは、関係部署を全て巻き込んでの”あるべき姿”を描き、実現に向けて行動することは難しいということです。普段忙しい業務と並行して取り組むため、自部門で完結し負荷が少ない”できることだけ”を実行せざるを得ません。結果、小手先の改善に終始し、いっこうに現場は楽になりません。私は前進感の無さを感じていました。

あるとき思ったのです。この課題に、他社も同様に苦しんでいるのではないか。”製造業の失われたが30年”の原因は、こんなところにもあるのではないか?

各部門が独自の動きを取る結果、情報は分断され過去の知見が共有されない。個人の経験値への依存度が増すため、後輩たちは、経験値を得るために過去に行った検討を繰り返さなければならないのだと。

CADDi Drawerとの出会い

そんなときに出会ったのが、CADDi Drawerです。CADDi Drawerとは、製造業のデータを集めて活用に繋げる製造業向けのAIデータプラットフォームで、埋もれたデータ・経験を資産化することができます。見た瞬間、「これだ!」と直観が働きました。

はい、話がいきなり急加速しましたが、現状が下図の左側の状態で、情報が資産化されていないから、後続者がまた同じことを繰り返しています。対策は、右側のように過去の情報を資産化し、活用できるようにすることで、繰り返しを防ぎ、前進することができるのだと解りました。私が感じていた課題が「車輪の再発明を繰り返している」という言葉で明確に表現できた瞬間でした。

資産化とは

CADDi Drawerの概要はこちらです。

CADDi Drawerは各社の過去のノウハウや経験を資産にできるシステムです。今まで蓄積された経験や図面を中心とした製造にまつわるデータをまるっと簡単に自動で一元管理。かつ、高度な画像解析技術により、100万枚の中から必要な図面を2秒で探すことができます。それにより、過去のデータへ誰でもアクセスすることができ、ノウハウの共有化を実現。最終的には書類やデータを探すという無駄な業務を削減するだけでなく、技術伝承も可能になります。

まさにど真ん中でした。現状は個人持ちしている情報を全てCADDi Drawerに集めることで、過去に他の誰かが学んだことを活かせるようにするのです。個人の経験値依存から脱し、総力戦で挑むことで、データプラットフォームへ更に情報が集まり、より高みを目指すことができます。

同じ製造業で苦しんでいる仲間にCADDi Drawerを広めたい!

いまCADDi Drawerは爆速で成長しております。
私は、CADDi Drawerには製造業が抱える課題を根幹から変えていける力を秘めていると思いました。わくわくするではありませんか。私は、このCADDi Drawerを広める立場になりたいと考え、慣れ親しんだ設計職を飛び出し、現在はキャディで、カスタマーサクセスという職種についています。キャディはものづくり産業のポテンシャル解放をミッションとしている会社です。

カスタマーサクセスとは、プロダクトの価値をお客様に届け、お客様に成果を上げて頂けるよう導く職種です。CADDi Drawerによる変革を広げていくことが私たちの使命です。お客様それぞれが抱えている課題に対して、目指す姿を定め、お客様の中でも今までの仕事の進め方、考え方を変える必要が出てきます。成功体験を積み上げ、仲間を増やしていくことを繰り返すことで、変革を進めていきます。

カスタマーサクセスの詳細はこちらの記事です。是非ご確認ください。

設計の現場で苦しんできた私だからこそ、同じ設計で苦しんでいる仲間に伝えられることがあると考えたのです。

・設計、知見、資産化できていますか?
・その作業、検討、検証、先輩が既にやってくれています!
・その作業はもうやらなくていいんです!
・設計者が本来やるべきことに集中し、設計者のポテンシャルを開放してください!

CADDi Drawer導入のパイオニアとして成果を積み上げまくっている富士油圧精機さまを、勉強のために訪れた際に伺った話がとても印象的でした。

働き方が変わる〜コミュニケーションの質が向上&人生も豊かに
・CADDi Drawerに全ての情報が集まっていることによって、問い合わせが減った。
・以前は「指示・命令・質問」が中心だったが、今では8割会話が減った。「言った・言わない」の問題がなくなり、職場の摩擦も減少した。
・いまは休憩時間には趣味の話をしている。以前は、休憩時間も仕事の話が中心だった。
・CADDi Drawer導入がきっかけで、テレワークを実現できた。心の余裕ができて日々が豊かになり、人生が変わった。

いま私はキャディでCADDi Drawerを導入していただいたお客様と一緒に、成功に向かって取り組みを進めています。設計が良くなることで、品質、現場、調達、取引先への負担、ものづくり全体が変わっていき、製造業全体が変わっていくと信じています。ものづくりが好きだからこそ、ものづくり産業のポテンシャル解放を信じて。Drawer eXciting!

モノづくり産業のポテンシャル解放に挑戦してくれる仲間を募集しています!!
詳しい話は、以下からお問い合わせください!お会いできることを心待ちにしております。

さいごに

CADDi Drawerを導入を検討されている方
ご安心ください!我々が、成功に向けて全力でご支援いたします!成功したら、また次の目標に向かいましょう。うまく使いこなせるかな?といったご心配は無用です!CADDi Drawerの導入が、変革への始まりです。


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