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今日、日本でプロポーズする男性は何人いるのか?〜数学的に考えるアプローチ〜

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。
今日も読書にまつわることを徒然に書いていきます。

今日のタイトル、突然なんのことかと思いましたよね笑?
結婚式にまつわる話も本を読みながら数学的に考えよう、そんなことを伝えたくてつけたタイトルです。

実は11月は結婚式が多いシーズン。そんなことから今回の話を進めていきます。

11月は結婚式の多いシーズン。

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リクルートブライダル総研2017・2018の調査によると、

結婚式が多い月は秋の10、11月、そして春の4、5月
逆に少ない月(閑散期)は夏の7・8月、そして冬の1・2月


こんな調査結果。この数日で冬のような寒さになった東京ですが、実は元々今頃のシーズンは人も集まりやすく、パーティードレスや着物を着るには暑くないシーズン。しかも食欲の秋ですから、お客様をおもてなしする料理にも事欠かないわけです。

ではなぜプロポーズの人数を計算するのか?

正直言って、日本人男性の1日あたりのプロポーズ人数なんて計算しなくても生活できます。プロポーズなんて個人のことだから笑。

私が言いたいのは、プロポーズ数を出したいのではなく、「具体的な話をするのに数字を使わないと相手との意思疎通ができませんよ」ということを言いたいのです。

私は大学卒業後にホテルに就職。ウェイターをしていた頃の話です。
新入社員なので、上司や先輩から色々な指示をされるのですが、理解に苦しんだのが…

「あれとってこい」

の一言。正直、「あれって何だよ」って思いませんか?そして聞いても「あそこ」って答えられませんでしたか?

私は当時、先輩に強くものを言うことも、質問することすらもできない性格でした。だから結構悩むわけです。「具体的に言って欲しい」と。
だからこそ、今回のテーマ、共感いただけるのであれば、まだ読み進めていただきたいのです。

まさに今日、プロポーズする男性は日本国内に何人いるか?

実は今回のテーマ、ある本を活用させていただいているのです。

こちらはビジネス数学コンサルタントである深沢真太郎さんによる一冊。
このほかにもビジネスと数学についての著書を多数出版されています。

計算プロセスはどうなのか?

それでは、本の内容をベースにしてプロポーズ数を出していきましょう。

とは言っても、婚姻件数のようにお役所の調査結果があったりしませんよね?ここで使うテクニックの一つが「推定」です。

婚姻件数から「推定」して考えてみましょう。

厚生労働省の調査によると、2019年度の婚姻件数は60万件なんだとか。
単純に60万件を365日で割ってみると…。

600,000÷365 = 1,643人

結婚する数が1日あたり1,600件ほどであるとするならば、少なくともプロポーズする数もそのくらいになりますよね。

それだけでは失敗数が含まれていないと言うあなたにさらにもう一歩。

ここからは公の調査結果ではないですが、マイナビウェディングの調査によると、プロポーズを断ったこともしくは断られたことの両方経験していない方は全体の87%なんだとか。と言うことは、残り13%の数も考慮する必要がありますよね?

それを踏まえて計算してみると…。

1,643人 ÷ 87% = 1,867人

プロポーズの失敗、成功の結果によらず、1,900人位は1日にプロポーズをしていることが推定されます。

さらに1,900人をご自身の出身校や職場の人数などに当てはめて考えるとその大小がリアルに理解できると思います。

こんな風にして考えると、漠然とした出来事もリアルに感じ取ることができます。

今日はプロポーズの人数から数字で物事を考えることの大切さをお伝えしました。数学的思考の理解につながれば幸いです。


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