練習のための練習は必要

おはようございます。しまひろゆき です。
今日は「練習のための練習は必要」という話をしたいと思います。

私は学生時代、スポーツの世界で育ってきたので、よく監督やコーチにこの言葉を言われました。「練習のための練習なんかするんじゃねぇ!そんなもん試合で使えるわけねぇだろ!」

何もわからない小中学校、高校の時は言われるように、そうだと思っていました。ところが大学に入った時、この言葉は間違っていることに気づいたのです。

練習のための練習をする先輩

大学時代、私は1年間だけ硬式野球部に所属していました。その野球部は名門校で過去から現在まで何人ものプロ野球選手を輩出していたクラブでした。

レベルの高い野球部についていくことがやっとだった私ですが、プロに行くレベルの人の意識と練習方法は、とても学ぶことが多かったのです。

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守備練習では、ほとんど毎日「ゴロ取り」を行うのです。「ゴロ取り?そんなの誰でもできるじゃん」そう思うかもしれません。それでも上手い人ほど、手で転がしたボールを取る練習や手を離した時に地面に落ちる球際のボールを取る練習を繰り返しているのです。

週に何度かノックを受けている人はいましたが、そのほとんどは「ゴロ取りの派生がノックの練習」という形で確認をしているだけでした。つまり「ノック」という練習のために、「ゴロ取り」という練習をしているのです。ゴロとりができないと、ノックの練習は意味を無さなくなる。

その考えをわかって練習をしていることに気付きました。

上位レベルほど基礎を大切にする

プロ野球でも、このような風景はよく見かけます。野球をやっている頃、「うまくなりたかったら、プロ野球の試合じゃなくてキャンプを観に行け」と言われたことがありました。プロ野球のキャンプこそ、プロの選手の基礎練習がよく観れるからです。

確かに観に行ってみると、ほとんどの選手が基礎練習をしています。野球の世界は歴史が長いので、守備にしてもバッティングにしても、うまくなるための基礎練習が確立しています。そしてレギュラーとして出場している選手ほど、基礎練習をしっかりしていることがわかりました。

では、ビジネスマンにとっての基礎はなんでしょうか?

ライティング力/スピーチ力

ビジネスマンにとっての基礎は「書く力・話す力」です。こんなことは企業研修でもあまり教えてもらえないでしょう。意識の高い人だけが、社会人になってから自分の能力を磨いていくのです。

「ビジネスをする上で、書く力と話す力は大切です。大学生の間にブログを始めて書く力を磨く、話す力はスピーチの練習をして力をつけていきましょう」こんな言葉は聞いたことないでしょう?

ではこれはなんのために行うのかというと、ビジネスで結果を出すためです。その基礎練習が書くこと、話すことなのです。要は採用される企画書やビジネスアイデアを作るために、ブログやスピーチで練習するのです。

もう少し深掘りすると、伝える力を磨いていくのです。

まとめ

僕もそうですが、めんどくさいことやつまらないことは、手をつけることや続けることが難しいです。それでもこの考えを知っておくと、基礎となる部分が自分の成功へと繋がることがわかります。

以前、別の記事でお話しましたが、人は理解できないものに行動を起こせません。今日お話した練習のための練習が、自分の成功へと繋がる行動だとわかっていると、今までやらなかったこともできるようになってくるのです。


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