ハッチャケ姫とオマセな小姓

「お願いッ! 抱いて!」
「私。一日に一回、殿方に抱かれないと死んでしまう病気で…。助けると思って抱いてくださいませんか?」
「キタナカさんのコト考えただけで、ココがこんなになっちゃうの…」
都合のいいこと考えて、毎日ニヤニヤしてます。
「THE思想犯」ことキタナカヒロユです。(懐かし過ぎる「シンプル2000」シリーズです)
え? サッパリ分からない?
だから君たちゃあダメなんだなぁ。(感じ悪く)
いいかい? 具体的に言うよ。

高慢チキな女(お嬢様。縦ロール)

「下賎の身であるキタナカなんか、箸にも棒にもかからない存在ですわ」

キレたキタナカさん、股間の如意棒を振りかざし押し倒す

「何をするの穢らわしい! お放しなさい!」

(2コマ省略)

「あぁんッ! また…キちゃう~イくイくイっちゃうぅ! らめぇぇッ!」
ってくらい、都合がいいんだよ。分かったかい?(幼児を諭すような口調)
っつか、どんだけだよ俺。

だって。
クイズのジャンルセレクトで言えば、「人生全般」都合が悪いんだからさ。
脳内くらいは都合よくありたいじゃないか?
都合よくありたいジャマイカ?
家がジャマイカ駅から徒歩3分で、通勤は女子高生の通学時間(キタナカ&美女専用車両)。
たしかに都合が良いジャマイカだ、うん。

「タ~ナ~カ~…」(「どよ~ん」。額にタテ線)
うをっ! なんだい藪から棒に?
「きぼちわでゅい」
パードゥン?(いけ好かなく肩をすくめながら)
「『気持ち悪い』って言ってるの!」
ぬーん。(興味なさげに、パソコンのモニタに目を移す)
「誰のせいだと思ってるの?」
君の「身から出た錆」だと思ってる。
「ぐぬぬぬ…」
じゃあ、系統立てて話してみようじゃないか? Are you OK?
「ムカッ!」

まぁ落ち着け。俺が一週間前にゆで卵を作った。コレは事実だ、全面的に認めよう。
「うん」
昼間に冷蔵庫を覗いたら、かなりヤバい状態になってたのも知ってる。
「だから!」
おっと待ちなよセニョリータ。
「う~…」(今にも噛み付かんばかりの勢いで唸る)
でも、流石の俺も。
「?」
まさか「それを口に入れよう」という勇者が居るとは思わなかった、ってことだ。
「部屋が暗かったからだもん!」
臭いくらい確かめろ。
「タマゴって、元々傷んでそうな臭いがするし」
しかも! それを食べた後に、俺の口に突っ込もうとしたろ?
「だって…。あの瞬間の衝撃を共有したかったから」
俺は全然したくない。…っつーか、おまいは鬼か! 幽鬼のような顔で俺の口に突っ込もうとしたろ!
「ぷいす」
目を逸らすな! 共倒れになったらどうする?

「でもでも! じゃあ、なんで捨てといてくれなかったの!」
生ゴミは常温だと傷みが進むから、火曜日に捨てようと思ってたんだ。
「じゃあ、一言そう言ってくれても…」
誰も、あの黒ずんだ「ゆで卵のようなもの」を口にするとは思わんだろが。
「とにかく! まだ口の中にヘンな味が残ってるよぅ」
そか。(パソコンのモニタに、目を戻しながら)
「心なしか、お腹が痛くなってきた…」
全部吐いたろ? 気のせい気のせい。(エロゲをしながら、気のない返事)

「キタナカの…」
俺の?
「ぶゎかぁぁぁぁっ!!」
おっと、俺のディフェンステクニックは神レベルだぜ? そんな毎回、喰らうと思うなよ?
ひょい、ひょい、ひょい、ドスッ!ゴッゲン!!
(スペシャルローリングサンダーの四発目と五発目を急所に喰らう)
ごふっ。五発…だとぅ!?(吹っ飛ばされながら、空中で)
「また、つまらぬモノを殴ってしまった」
ザシャァァッ!(着地音)

そんな日常。
こんな日常。
死と隣り合わせ。(真っ白に燃え尽きながら)

――黒色化して「しゃりしゃりした歯ざわりの納豆(甘納豆風)」は、俺が食べました。元から腐ってるから大丈夫かと思って…。

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