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なぜ予備校に行くべきでないかを東大卒が解説する

皆さん、こんにちは。阿部です。

前回は「東大に合格するための勉強法」について書きました。


今回は、なぜ塾に行くことをお勧めしないかについて、私が東大に入るまでのストーリーも交えながら、お話します。

勉強が嫌いになった中高時代

中学時代、私は学年で常にトップの成績を取っていました。
というのも、中学では変なプライドがあり、勉強では常に自分が一番でなければいけないと思い込んでいたからです。
そのためほぼ毎回1番の点数を取りましたが、私は暗記が苦手で、結果的に勉強が嫌いになってしまいました。また、スマホが世の中に出ていなかった当時でさえ、「調べたら(今で言うところの、ググったら)分かることを何で覚えなアカンねん」という考えを強く持っており、勉強することの意義に疑問を持ちながら暗記をしていました。

高校は、運良く ある程度大阪では有名なところに行くことができましたが、勉強を嫌いになっており、さらに高校で1番になれるわけもなかったので、勉強へのモチベは大きく低下していました。
高校入学から3年後の大学受験は散々な結果で、以前noteでも書いた通り、センター試験初日に4割程度しか獲得できず、この時点で大学進学は諦めざるを得ませんでした。

宅浪か予備校かで悩む

大学受験後、宅浪をするか予備校に通うかで悩みました。
結論から言うと、宅浪を選択しました。
その理由として、以下の3つがあります。

①予備校はお金がかかる
②予備校に行くのに時間がかかる
③予備校では自由な計画を立てられない

お金の面に関しては、浪人が確定してからいくつかの予備校を調べましたが、
国立専門・私立専門関係なく、どこも60〜80万円がかかってしまうことがわかりました。

また、一番近くの予備校でも片道30分がかかったため、往復だと1時間が移動時間に費やされてしまいます。満員電車で通うであろうことも踏まえると、体力も費やされるなと感じました。
勉強時間は確保できて、せいぜい8〜10時間だろうと考えていたので、1時間というのは決して小さい時間ではありません。

そして、3つ目の「自由な計画が立てられない」ことが、宅浪を選んだ一番大きな理由でした。
時間割を見ると、どこの予備校も毎日3〜6時間が授業で埋まります。私は復習が大事と考えていたので、この時間割では習った内容をすぐに忘れてしまうと感じました。

また、予備校を選択する中で、一度高校の授業でやった内容をもう一度聞く必要があるのかどうかという疑念もありました。
私の場合、数学以外を習いたかったのですが、それらの科目は本で勉強しても同じことなのではという考えもありました。さらには、勉強が順調に進み、先へ先へと進んだ場合、後にその分野の授業を受けることを考えると、時間もお金も無駄になってしまいます。

上記のような理由から宅浪を選択することになりました。

効率的学習法を生み出す

宅浪というと大変なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、幸い私には過去に独学で結果を出した経験がありました。

数学オリンピックと呼ばれる高校3年生以下が受けられる大会(予選通過すると早稲田大学のの特別推薦を貰える)があり、中学1年生の時にその予選通過を果たしました。
この時は、学習計画を自分で立て、毎月計画を見直しながら勉強していました。

宅浪生活では、その時の勉強法にさらに改善を加えました。
具体的に言うと、集中力を高めるために、食事などの生活面からのアプローチもしました。
結果的に、再現性の高い効率的な学習法を生み出し、東京大学に余裕を持って合格することができました。

ちなみに大の苦手であった文系科目もこの学習法でクリアし、センター試験文系科目は平均約40点から約85点まで倍以上に上昇しました。

無駄なく勉強するには塾に行かないのが一番

先ほど、塾に通わなかった理由をいくつか挙げましたが、他にも塾や学校で学ぶのが非効率な理由はたくさんあります。
例えば、塾で宿題が出た場合、その問題が解けなかった時だけでなく、解けた場合もその解説を聞かなくてはなりません。また得意で理解している領域の授業も当然聞かなくてはならず、多くの時間が無駄になります。

また、多くの学校では、宿題の答え合わせを順番に学生を指名して行いますが、これも時間の無駄です。他の学生が問題を解けていようがいまいが、どうでもいいことです。

吸収すべきである問題解説に関係のないやりとり、先生の雑談、態度が悪い学生への叱責…
このようなことに、1時間の授業のうち、どれだけの時間が割かれているかを想像してみてください。

これらは塾や学校をはじめとする集団指導の大きな弱点です。
上記のような理由から、私は塾に通うことは、効率的な学習という観点からはオススメしません。

パーソナライズされた勉強を計画的に

塾に通うことをオススメしないと書きましたが、独学となると課題になることがあります。
それは、自分の現在地の把握が難しくなることと、強制力がなくなることで計画をこなせない場合があることです。

前者の現在地把握に関しては、模試を受けるのが一番です。
目指す大学の水準にあった模試がある場合は、常に受けるようにしてください。

模試を受ける → 計画を見直す →模試を受ける →計画を見直す の繰り返し
をすれば、毎回計画が最適化され、合格までの道のりを大きく外れることはありません。

ちなみに、今回は浪人にフォーカスしていますが、中学生や高校生の中には、模試の変わりに中間テストや期末テストなどの定期テストを用いる人がいるかもしれません。
しかし、これは全くお勧めしません。

定期テストは非常に試験範囲が限られており、短期的に対策をすれば点数を取れるだけでなく、短期的に暗記したり睡眠時間を削って覚えた内容は長期記憶として定着しないためです。間違った基準をもとに、計画を見直すことになってしまうので、これには気をつけてください。

計画に関しては、
「東大に合格するための勉強法」にも書きましたが
時間ではなく、本や問題をベースにした量で設定してください。

また、ちょっとしたコツとしては、
月単位や週単位の目標を決めて、目標の数を減らしながら行うとモチベを保てて目標をこなせます。

どういうことかというと、
毎日10ページと目標を立てるより、
週に50ページと目標を立てて、10ページ進んだら残り40ページと考えます。
そうすると、あと3ページだけ進んでおこうといった形で、今のうちにやって後で楽しようともなります。

逆に、毎日10ページといった目標を立てた場合、それがこなせなかった時に投げやりになり、他の科目にまで影響が出てしまって、「今日はダラダラして明日からやろう」となってしまうことがあります。おそらくほとんどの人が、ダイエットや筋トレ・仕事で、このようなことを経験したことがあるのではないでしょうか?

ここまで書いたように、自分で管理をする工夫さえすれば、情報社会の現代においては、予備校に通うより独学が圧倒的に効率的ということがご理解いただけたのではないでしょうか。

理解はできたけど、やっぱり不安といった方向けに、学習管理を行う企業も存在し、私も似たようなサービスを行っています。
詳細に関しては、下記画像をクリックしてご覧ください。

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こちらのnoteでも引き続き、ためになる情報を配信していく所存ですので、よろしくお願いいたします。


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デジタルズー代表。東京大学・大学院卒。現在はオンライン指導&システム開発を行なっています。塾に通わず、独自の勉強法で東大に合格した経験をもとに、noteでは大学受験やプログラミング関連の情報を発信していきます。
コメント (2)
数オリ予選通過とかさすがすぎる(*_*)
桃子さん、ありがとうございます!
余談ですが、初コメントでした。ありがとうございます。
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