覚悟の磨き方👣

吉田松陰先生の言葉が詰まっているこの本。必読です。

●やりきるまで手を離すな
たいていの人はまだ序の口で、いよいよこれからが本番だというときに、自分の田んぼを放置して、人の田んぼの雑草を取りたがるのです。
人の田んぼの雑草を取るというのなら、まだいい方かもしれません。
1番多いのは、人が懸命に草を取っている姿を傍観して、その取り方がいいとか、悪いとか、批判ばかりしている人です。まずは自分がいるところから始めましょう。人生の喜びを十分に味合うために。


●そこに未来がある
自分の心がそうせよと叫ぶなら、ひるむことなく、すぐに従うべきだと思います。

●逆境に礼を言う
鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も硬い金槌で叩かれて、初めて名剣に仕上がります。
素晴らしい人生の送り方もよく似ています。
何度も繰り返されるきわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。

●また会いたくなる人
毎日、少しずつ''いいこと''を積み重ねていると、本人も知らないうちに、身のこなし方が洗練されていき、顔とか背中から存在感があふれてくるものです。どれだけ外見に気をつけたいところで、この魅力に及ぶものではありません。

●やる恥やらない恥
''やります''と宣言したことを、とりあえずやってみたものの、全くうまくいかずに、恥をかいた。
''やります''と宣言したものの、もしうまくいかなかったときに恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。
2人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょう?

●なにを優先し、なにを後回しにすべきか
自分たちが描いたゴールに向かって、仲間と気持ちがひとつになる。その空気ができ上がって、はじめて、自分たちがすでに持っている能力や武器のすべてが、どれも貴重なものだということに気づくことができます。ですから、仕事をする上で大切なのは、何よりも人間関係を作ることなんです。他のことは緩やかでもいいんです。

●チームワークの本質
あるチームはなにをやらせても''利益になるかどうか''を考えながら行動します。
あるチームはなにをやらせても''まわりにとっての最善はなにか''を考えながら行動します。
結局、大きな利益を手に入れるのは後者なのです。

●足並みが揃うのを待たず、自分から走り出せ
死にものぐるいの人が一人でもいれば、全員がその勢いに引っ張られて、本気になります。弱かったチームも、一瞬で強いチームになります。強いリーダーがいるところには、弱い部下がいない、というのはそういう理由です。

●腹が据わっている人のおまじない
''一生やり続ける''すごくシンプルですが、これほど多くを語る言葉もありません。
みだらな誘惑、未知の物事に対する恐怖、手軽な安心感、どれも乗り越えることができるのは、''一生やり続ける''この言葉が背骨に叩き込まれている人だけです。

●恥ずかしがらずに手を差し伸べる
人が自分のために動いてくれないのは、自分が人のために動いてないからです。周囲に想いが伝わらないのは、そもそも自分の志が浅いからです。
自分の身の回りだけではなく、世の中のことを見てみましょう。役に立てることは、いくらでもあるのです。知らんぷりするなんて、別に格好良くありません。

●調べるよりも聞こう
なんでもかんでも知識ばかり集めるのは、役立たずのインテリだけでいいのです。
活きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って聞き、その目で見て、その手で触れるのが1番早いでしょう。

●学ぶとは思い出すこと
思いやりとかやさしさは、持つものではなく、思い出すものです。人を喜ばせようとするのは、善意ではなく、本能です。本来の人間らしさを取り戻すために、私は学びます。


心が震えるメッセージをたくさん受け取りました!!

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