接客業に関するニュース(6/22 SNS活用法)

6/22の日経MJで、『東海汽船』という東京と伊豆諸島を結ぶ、フェリー運行やツアー企画を営業する会社のSNS活用が、評判になっているというニュースがありました!

これは接客業にも取り入れられる良い事項だと思いましたので、私の意見や実際に店舗にて実践している内容も含め、ご紹介したいと思います。

その会社によると、SNS活用の結果が出るポイントは

『情熱と継続力』

だと言います。

その理由と具体的行動も含めて、3つのポイントに絞りご紹介したいと思います。


①マーケットを定める

情熱と継続力も大事だが、もう1つ重要になるのが『マーケット設定』だと言います。まずはマーケティングをしっかり行うことで、的確に必要なお客様に届くようになります。

今はfacebook、インスタグラム、LINE、note、ブログ

など様々なツールがあり、それぞれにマーケットと特徴があるので、それに合わせた発信が必要です。

(例) 私の仕事を踏まえた経験から言うと

インスタ: 

・利用者は20代〜30代 がメイン

利用率は、20代が約60%、30代までの女性60%

・特徴は、写真や動画でビジュアル訴求が求められる

→20代向けのリーズナブルな商品、女性用の商品を映えるようにビジュアル訴求を第一に考えて発信するようにしています。

テナントホームページ:

・利用者は20代〜50代までの幅広い層

→当店は百貨店に入っている為、高価格帯の良いものをアピールするよう発信しています。


このマーケティングで重要なことは、

『利用者の立場となって考えること』 

どういう人がどの時間やタイミングで見ているかを想像し、上記を含む様々なデータと組み合わせることで、発信内容が変わり良い結果になると思います。


②情熱

仕事でもプライベートでも、何事にも言えることですが、ただアップするのでは、やはり伝わりません。そこには、

人のもつ情熱やストーリーがあることで心に入ってくる

と思います。ここでも相手の立場となり、文章を考えることが重要ですね。

③継続力

これは簡単なように見えて一番難しいかもしれませんね。ここでは、周囲の協力や継続するような仕組み作りが必要となります。また、継続することによってデータが取れ、それを利用し「分析→検証→改善」を繰り返すことで内容のクオリティーを上げることが可能になっていきます。

「東海汽船」では全スタッフそれぞれ個人が企画を考え発信する為、「情熱と継続力」が見た方に伝わり、結果として動画編集企画に500件以上の応募があったそうです。現状はコロナの影響で運休しているが、SNS活用によりお客様との距離が近く、戻りも早いのではと予想されています。


それを実践する為に、2点にポイントを絞り行動していきましょう。

1.周囲の協力を得て、多くのアイディアを得ること

2.管理ツールを作ること

→行動に移すことが一番大事なので、毎日更新したということを分かる管理ツールを作ります。そのことで、「いいねやアクセス数」など数字を管理出来ればモチベーションの向上に繋がり、継続していくと思います。

私は、下記のようにエクセルで数値と内容を管理しています。

画像1



今後は店舗としても主体性を持ち発信し続ける能力が必要とされてくると思います。

言われたから行動するのでは無く、主体性を持ち自らが率先して行動することが大事だと思います。それは現在の社会のビジネスシーンはもちろん、プライベートでも必要になってくる大事なものとなってきそうです。


店舗としても始めて日が浅いので、1ヶ月後を目安に、また実際の結果や感想などをお伝え出来ればよいなと思います。


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