初任給 #マルタ1
noteを書くのはかなーり久しぶりなのですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
みなさん1万時間の法則ってご存知ですか?
1万時間の法則とは、ある分野のエキスパートになるには1万時間の練習・努力・勉強が必要だという理論です。
(それは嘘だとかなんとかいろいろ賛否はありますが)
僕も大学3,4年生の就活していた頃何度か聞きました。
その時は自分が1万時間やってる事といえばサッカーくらいしかないと思って絶望したことを思い出します。
でもこれ、
サッカーでは通用しないと言えると思います。
サッカーをこれまで1万時間やってきた人なんて何万人といるけど、その中で
プロになった人、なれなかった人、プロになった上でトップリーグでスタメンで活躍してる人、、
いろんな人がいます。
同じ時間サッカーに費やしてもこうも差が開いてしまうのが、サッカーでありスポーツの分野の残酷な部分と言えるのではないでしょうか。
もちろんあらゆる分野で1万時間やってもその道のエキスパートになれないものもたくさんあると思うし、質とか環境とかいろんな要素によってもまた変わってくるので一概には言えないですが、サッカーなどのかなり大きな市場を持つ世界ではより成立しづらいのだと思っています。
そしてそんなこんなでおそらくサッカー人生約18年間で1万時間以上、サッカーに投資してきた僕ですが
(計算してないので多分ですけど笑)
ついに先日クラブから初任給を頂きました。
(すみません、1ヶ月も前の話です、、。笑)
なんだそれだけかと言われてしまいそうですが、
1万時間かけてコツコツ努力して身につけてきたスキル(ここではサッカー)が、ようやく対価となって支払われた瞬間でもあるのです。
それを受け取った時とても感慨深いものになるのだと以前は予想してましたが、正直なところ
「たったこれだけか、でも嬉しい、いや悔しい」
契約の段階で給料は知ってましたが、
こんな感じのちょっと複雑な感情を抱きました。
(その後そこから税金が引かれて涙目になったことは内緒です笑)
今までいろんなアルバイトをやってきて初めての給料を経験しました。
特に初めてやったアルバイトのマクドナルドでの初給料はかなり嬉しかった記憶があります笑
ただやはり時給労働のような誰にでもできるような仕事でもらう給料とはまるで違った感情なのは言うまでもないかと思います。
コロナ禍で移動が難しい中、異国の地で、少ない外人枠で契約を勝ち取り、サッカーでお金をもらったこと。
いろんな人に迷惑かけたし、いろんな人に協力してもらったこと。
海外に出て他の人よりも初めての経験をたくさんできるからこそここには価値があるし、そのひとつひとつを求めてここにきたわけなので、
貰った額がどうこうよりも、この国で感じた事や経験した事がすべてこれからの自分を形成し糧になると考えています。
もちろん今はサッカーをお金のためにやってるわけではないけど
いずれ自分が目指してる環境にもし行けた時、そこには納得できる額がついてくると思っています。
結果が全ての外国人枠という事で、まずは試合でチームを勝利に導ける存在になれるよう日々努力していきます!!
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