なぜ独学で勉強しようと思ったか①

おはようございます。本日は、なぜ私が独学で中小企業診断士の資格勉強をしようと思ったか記載いたします。

理由は3つあります。

1.大学受験やこれまでの資格試験の勉強経験があったから

2.私も妻も仕事が忙しく、家事や育児も大変な時期だったから
3.予備校に通うにはお金がかかるから


1.大学受験やこれまでの資格試験の勉強経験があったから

大学受験では現役受験時に一度失敗し、浪人生活を経験しました。浪人生活の一年間は予備校に通っていたのですが、もっとも成績が伸びた一年間だったと思います。予備校の先生の指導力がよかったことは間違いありませんが、自分でとても考えて勉強した時間でした。
予備校のテキストは基本的に受験問題が中心で、日々の勉強は、授業前日にテキストを予習(自分で問題を解いてみる)→当日授業で解説を聞く。知識のインプット→夕方は翌日の予習→翌日授業・・という流れが基本でした。それだけでも十分に効果があったので、追加で参考書を買ったり、違う問題集に手を出したりということはしませんでした。
しかしある時、1週間前に授業で解説を聞いた問題を解こうとしたとき、半分ほどしか解けないことに気づき、復習をしていなかったことで習ったことが身についていないことに気がつきました。


せっかく習ったことを忘れていては、もったいない。例えるなら、水をいれたバケツに穴が開いていたようなもの。まずは、バケツの穴を修復すること、つまり授業で習ったことをしっかり復習して、二度目は必ず自分の力で問題を解ききることを自身の命題にしました。
笑われるかもしれませんが、「予習→授業→復習」の大事さに、そこで初めて気がつきました。高校の時は、予習も復習もなく授業を聞くだけ・・だったので、そりゃ成績も伸びないなと反省したのです。

あれもこれもと幅を広げる前に、まずは予習をして復習をする。そして、一度間違えた問題は、二度と間違えない。これは学力を伸ばし、成績をアップさせるための最も大事な基礎であると思います。マーク式(選択式)の問題においては、必ず答えの理由も復習することが必要です。ただ単に解答番号を覚えていて解答することは復習とは言いません。
「なぜその選択肢を選んだか」「なぜ他の選択肢は間違いだと判断するのか」という、解答の理由まで必ず復習時に思い出すようにしてください。
また、復習するタイミングのおすすめは、翌日朝です。「エビングハウスの忘却曲線」という理論でも示されているのですが、人は学んだことの50%近くを翌日忘れているといわれています。一晩寝て、翌日忘れかけているタイミングで復習すると、長期的な記憶として定着します。朝15分でも早く起きて、少しボヤっとしているタイミングで前日学んだことを思い出す、同じ問題を解いてみる。これは私が最も効果があったと思う習慣です。

大学受験時に培ったこの方法は、社会人になってからのFP、簿記、ITパスポート試験の受験時にもとても役に立ちました。

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