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⑤<事例3>解答作成のコツ

【概要】


事例Ⅲは、特に「生産管理」に関することが問われています。そのため、問われている論点としては、「効率よく、質の高いモノを生産して、高く売れ」ということです。売るということですが、販促観点というよりは、製造業としてどうすれば付加価値をつけることができるかということが問われることがほとんどです。

よくある流れとしては次の通りです。「事業環境分析(外部・内部)+その理由」→「生産管理に関する問題指摘」→「生産管理に関する改善策提案」→「高付加価値化の提案」→「他社との連携も視野に入れた売り上げ拡大提案」

これは私の実感ですが、事例Ⅲは「製造業において、どうすれば5SやQCDを満たしながら価値の高い製品をたくさん販売することができますか?」と問われていると考えています。

私が使用していた参考書(書籍名は後ほど記載します)でも事例Ⅲの考え方について下記の通り記載されています。
事例Ⅲのポイント:「安く品質の高い製品を納期どおりに、混乱なく効率よく作って、売っているか?」
・QCD:Quality、Cost、Delivery
・混乱なくつくって:生産計画、生産方式、PQ分析、SLP
・効率よくつくって:コミュニケーション、IE、設備保全
・売っているか:販売体制、人員、チャネル

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仕事、育児、家事を並行して行いながら、独学で2019年度中小企業診断士試験をストレート合格したポイントを紹介しています。このマガジンでは特に二次試験を突破するための考え方を中心に紹介し、科目別対策も織り込んでいます。 二次試験に合格するためには、勉強時間だけではない、特別な考え方が必要です。逆に言えば、その考え方さえうまく取り込むことができれば、さほど時間をかけずとも合格ラインに持っていくことは可能です。 受験生の皆様にとって、ここで紹介する内容が最後の一押しになれば幸いです。

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