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理科教育 Advent Calendar 2021の感想

はじめに

この記事は理科教育 Advent Calendar 2021の25日目の記事です。
記事を執筆・共有してくださった宮元一賢さん,ベンゼン犬 / Takahide KATOさん,ツヨシ(tsuyoshi shimodaira)さん,なまものさん,H.N(高校理科&教務主任)さん,mtprince9さん,Yoichi Yamazaki 山崎洋一さん,やのせん@VR/メタバース教育さん,Daiki Nakamuraさん,ikenagaさん,長沼祥太郎さん,小林優子さん,Masafumi Watanabeさん,Kodai Miuraさん,すけきん@理科教員さん,ありがとうございました(yumu19さん,ご無理のない範囲で大丈夫です)。今年も多様なカレンダーに仕上がりました。

カレンダーの概要

今年は,理科教育研究におけるパラダイム,化学の実験教材,学会の特典,デザインの視点から見たサイエンスコミュニケーション,科学社会学的視点から見た科学の論考,オンライン授業の実験教材,博物館の活用,化学基礎のライブ授業,Twitterのスペースを用いた交流,デジタルワークショップの運営メモ,ものづくり教育,メタバースを用いた理科教育,科学の性質を教える授業,授業の失敗談,学会参加の感想と学会の企画アイディア,高校の探究活動で利用可能な教材,LEDを用いた教材,コロナ禍のウガンダの学校事情,サイエンスコミュニケーションによる地域共創といったテーマでした。多様ですね。

感想

上記のテーマを見ると,「理科教育」の意味する範囲がとても広いことがよくわかります。今回のテーマをあえて分類するとしたら,3つの問いで整理することができます。

1つ目は「理科教育は何を教えるのか」という問いです。今回のテーマでは,①自然科学の知識,②科学の性質,③科学の方法(探究),④科学に対する捉え方(デザイン,営み)のように分類できそうです。

2つ目は「理科教育はどこで行われるのか」という問いです。今回のテーマでは,①学校,②博物館,③学校を取り巻く「地域」,④インターネット(VR空間)のように分類できそうです。

3つ目は「理科教育に携わる人はいかに交流するか」という問いです。今回のテーマでは,①学会,②SNS(Twitterのスペース),③オンライン研修会と分類することができそうです。

どれがどの記事に当てはまるか,みたいなことは書かないですが,なんとなくの雰囲気と勘で解釈していただければと思います。

おわりに

皆様の記事を読んでみて「理科教育」の意味する範囲を改めて考えるきっかけになりました。

noteで書かれた皆様の記事をマガジンにまとめましたので,よろしければご覧ください。2020年のアドベントカレンダーのリンクもシェアしておきますので,よろしければこちらもどうぞ。

昨年の繰り返しにはなってしまいますが,アドベントカレンダーは年に一度,共通の関心を持った人たちが記事をシェアしあう,緩やかで細やかなイベントです。こうした知の共有が当事者のみならず,私達の知らない誰かの役に立つことを願ってやみません。

このアドベントカレンダーのためにわざわざ執筆してくださった皆様,過去の記事をシェアしてくだった皆様,ありがとうございました。
少し早いですが,良いお年をお迎えください。

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