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リモート勤務で思うこと

緊急事態宣言が発出されてから週に1、2回のペースで在宅勤務を始めました。私の職場は自由な社風なので在宅でも会社に行ってもいいスタンスでありがたいです。

さて、私は今まで家で仕事をするというのが気持ち的にできなかったので、ここ15年くらいは土日関係なく、仕事がある時は常に会社に行っていました。ノートパソコンを使えば家でできる仕事も多い中、ほぼ毎日会社に行っていました。ただ、今回のように大きく世の中が動いて、働き方や価値観までも揺るがすような有事になったことを受けて、自分自身の仕事に対する取り組み方、考え方を見直すよい機会になりました。

まずは「時間」です。通勤時間を振り返った時、片道で長い時は2時間弱、短くても40分くらい毎日かかっていました。今までの考えだと通勤時間は睡眠時間と思っていて、夜遅く起きている分、電車の中で眠ればいいという考えでした。実際は寝ているだけではなく資格の勉強なども電車の中だと捗っていたので、自分の中では有効活用できているように思っていました。しかし普通に考えたら、この考え方が異常です。今、在宅勤務で通勤時間がなくなって思うのは、朝の時間が有効に活用できるようになったことです。今は英語の時間にあてていますが、ランニングをしてもいいですし、他の資格の勉強をしてもよし。とっても有意義に時間を使うことができています。

そして「業務内容」です。業務を見直すよい機会になっています。会社にいると固定電話が鳴なったり、宅急便の方が荷物を届けてくれて受け取ったり配ったり中身を確認したりと小さな対応が増えます。会社にいるとなんでもできてしまう環境なので、今やらなくてもいいことが気になり、ついつい目の前にあることに取りかかってしまいます。優先順位関係なく・・・。自宅勤務だと必要最低限のことしかしなくなったので、業務の内容によって「今やるべき業務」と「緊急性の低い業務」の分別を行う事で、効率よく仕事が行えるようになりました。

前回のnoteに書きましたが、私は物ありきの仕事、物流担当の人間なので、事務所に届く商品の受け取り・発送や手書き伝票作成をどうするかが今後の課題になりそうです。今時、手書き伝票??と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、大手小売や老舗問屋は今でも手書き伝票を起票するところがあり、会社の力関係上、従うしかないのです。ただこちらも家に伝票を持ち帰って作成すればいいだけなので、その気になればクリアできそうです。

あと気になるのはコミュニケーションが取りづらいということでしょうか。簡単な仕事の依頼がメールやLINE、SKYPEで淡々と行われるので、人間味はなくなっていると感じています。ただ毎回毎回返事をするのも効率面を考えると悩ましいので、感情を簡単に表現できるLINEのスタンプアプリのような物があるといいと思います。スタンプは10分くらいで消える仕様で。感情を表現するアプリなので、ずっとスタンプが残っても違う気がしています。

今まで会社でしか仕事ができない、家だと仕事をする気が起きないという考え方でしたが、新型コロナによる緊急事態宣言を受けて大きく考え方に変化が起こりました。今はまだ週に1、2回程度しかできていませんが、今後はもう少しペースを上げて完全リモートで仕事ができるようになることが理想です。本日、緊急事態宣言が解除される地域が発表されましたが、ウイルスとの戦いは始まったばかりだと思うので、気を引き締めつつ、前向きに進んでいきたいと思います。

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