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〜インド旅vol.9〜

インド旅最終日。22時すぎのフライトに日本に帰ることになっていたので、1日お土産を買いに行く日に決めていました。その前に、オールドデリーがニューデリーより混沌としているという話を聞いていたので、最後にインドの混沌を体験しにいきました。既にこのころはニューデリーの人のウザさに慣れてきて、新しい体験がしたかったというのもあります。

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こちらはオールドデリーにあるレッドフォート。赤色好きには外せないスポットです。そして・・・

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頭に香辛料などが入った袋を載せて運んでいる人がたくさんいました。それを何段もバランスよく積み上げてお仕事されていました。電線もあちらこちらで切れていて、道路にぶらさがっていました。経験したことはありませんが、日本の戦後ってこんな感じだったのかなと思いました。とてもパワフルな雰囲気を町全体から感じることができました。

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オールドデリーに興奮した後はお昼ごはん。前から決めていた店「SARAVANA BHAVAN」に行きました。ガイドブックにのっているようで、かなり混雑していましたが、ニューデリーでは美味しいカレー屋さんと聞いていたので待つことにしました。1時間近く待った気がします。

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カレーの味はおいしかったのですが、一緒に頼んだドリンクが酸っぱ甘くて、頼まない方がよかったです。。。。カレーと同じくらいの金額だったのに・・・。

そしてメトロに乗って、グルガオンへ。ここはインドで働く日本人が多く住んでいる町で、駅の周りもスーパーやモールが立ち並んでいて、久しぶりの都会を味わいました。

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お土産を買うのは現地のスーパーがとてもお買い得です。一般向けに販売している紅茶を大量買いしました。

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グルガオンで買い物を済ませた時、既に夜になっていて、急いで空港に向かいました。最後にニューデリーの駅やメインバザールを歩いたのですが、今回は誰も話しかけてくることなく、少し寂しい気分になりました。風貌がインドに溶け込んでしまったのか、日本に帰ろうとしているのがばれているのかは分かりませんが、インドにいる間は常にインド人から話しかけられていたので少し物足りない気持ちになりました。

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インドでの9日間の旅があっというまに終わりました。クラクションがうるさくて、インド人から常にジッと見られて、大気汚染がひどくて、トイレには紙が無くて、シャワーから湯が出ないこともあって、など日本人にとって非日常的なことばかりでした。私にとってはこの非日常の体験が楽しめましたし、それ以上に、たくさんの人々との出会いがあったおかげでインドでの日々を楽しく過ごせたと思います。

インドにはいまだカースト制度の名残が残っています。階級社会です。身分の高い人が低い人に対して、食料を配給している場面にも遭遇しました。バラナシでは路上で物乞いをする人を多く目にしました。でも、インド人から一番感じたものは生に対するパワーです。物乞いする人も生きるために必死です。重い荷物を頭の上にのせて運んでる人も生活するのに必死です。階級社会だからとか信仰がとかをではなく、生きるためにみんなイキイキしていました。当たり前のことが当たり前ではないインド。私自身の価値観も少し変わった気がします。日本にいると欲しいものがいつでも手に入るので、ありがたみを忘れてしまいがちですが、食料さえも簡単には手に入らない人がいて、それでもみんなが一生懸命に生きている。マインドの部分ではインド人を見習わないといけないなと思いました。

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