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【ひろしまユニコーン10】2022年度の挑戦者の紹介⦅Nurse and Craft合同会社⦆№8

「広島からユニコーンに匹敵する企業を10年間で10 社創出する」ことを目標とした「ひろしまユニコーン10」プロジェクト。
その取組のひとつとして初年度に開催したHIROSHIMA UNICORN10 STARTUP ACCELERATION(広島から急成長を志す企業を対象にハンズオン支援するアクセラレーションプログラム)に採択された12社の挑戦者に、プログラムの感想や今後の展望をインタビューしました!

Nurse and Craft合同会社
「誰でも簡単に使える健康寿命延伸サービス」

代表社員 深澤 裕之さん

(1)プロフィール

 福祉用具やメディアなど高齢者介護分野において12年の経験。2019年に大崎下島で起業。とびしま海道で訪問看護事業を展開、同時に同地域を実証フィールドとし、高齢者向けウェルビーイングサービスを開発。

(2)事業内容

 ナースアンドクラフトは、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島を拠点とし、医療・介護・ヘルスケアに企業ドメインを置く会社です。2020年より訪問看護事業を始め、現在、高齢者向けヘルスケアサービスを展開しています。

事業イメージ

(3)プログラムの参加のきっかけは何でしたか?

 プログラムについては、イノベーション・ハブ ひろしま Campsのメンターの方にご紹介してもらいました。本当にそれまでこのプログラムが存在していることを知りませんでした。
 アクセラレーションと呼ばれるものが、自分に関係ないものと思っていました。人に教えていただくことで初めて内容を理解しました。

(4)プログラムの感想はいかがでしたか?

 初めての経験でしたが、十分満足する内容でした。今回でプログラムの皆様と関わりが終わると思うと、とても悲しいです。なにかしら県や他の挑戦者の方、講師の方々と関わっていく機会や場所、SNSなどを残して欲しいと思います。
 そして、つくづく”人”が大事だとわかりました。このネットワークを大切にしていきたいです。

(5)プログラムではどのような成果がありましたか?

 プログラムを受講して、講師やメンター、起業家とコミュニケーションをとることにより、客観的に自分の会社がどういう状況にあるのか、どこに向かえばいいのかがクリアとなりました
 その結果、大崎下島で行った実証実験もうまく実施することができたと考えています。次のステップも見えてきたことがなにより一番の成果と考えています。
 さらに、合同会社と株式会社の外からの見え方が違うということを学びました。現在、株式会社への組織変更に向けて動いています。外部の方々から、我々の活動がより効果的に見えるように準備をしていく必要を感じています。

デモデイ(3/9)での発表の様子

(6)今後の展望をお聞かせください

 もともと、自治体向けのサービスを考えていましたが、ここ1年でなかなかリーチができなかったところがありますので、民間事業者向けのサービスに転換していくことを検討しています。今年中には、民間事業者を対象とした実証実験ができるのではないかと考えております。
 また、被験者の数を増やしていきたいと考えていますが、それが1,000人なのか10,000人なのか、どれくらいの規模感で展開をしていけばよいのか、まだわかっていないところがあります。ここをすぐに検討していきたいです。
 そして、それぞれの実験の成果を見極めながら、パイロットの運用や本格導入に向けて進め行く予定です。

★次の挑戦者に一言★

ここに来ると挑戦は特別なものではないということがよくわかります。皆さんも是非このネットワークの中に入ってください。

★参考URL★
https://nurseandcraft.io/

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