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ハローワークに行ってきました。

ハローワークに行って来た。2回目である。会社を辞めて無職となったので雇用保険手当を貰うためだ。3月に辞めて2ヶ月以上経つ。初めてハローワークを訪れたのは5月初旬のGW休み明けだった。今年のGWは10連休であったこともあり休み明けは混んでいた。事前に電話で問い合わせた際に手続きにどの程度の時間がかかるかと聞いたところ1時間から1時間半程度とのことだったが実際は3時間近くかかった。3月に会社を辞めたのだから本来は4月に即ハローワークに行きたかった。4月に行かなかったのは必要な書類が揃わなかったからだ。4月に無職になり雇用保険の手続きを確認した。まずは、働いていた会社が発行する離職票2種が必要であることが分かった。会社に問い合わせた。まだ作成していない、という。「急ぐと請求されましたか?」と逆に聞かれた。催促しないといけないらしい。(さすが大企業だ。もちろん嫌味です。) 結局4月末の`GW中に書類が届いたのでGW開けに初めてハローワークを訪れることになった。

ハローワークで失業保険手当をもらうための手続きには離職票を準備する必要がある。離職表は離職票1と離職票2の二つがある。一つは保険番号などの基本データであり、もう一つは前の会社を辞める直前の1年間の給料のデータが記載されている。この2種の離職票は辞めた会社が発行して本人に送られてくる。失業保険手当の手続きで扱いが大きく異なるのが会社都合による退職なのか、自己都合による退職なのか、である。会社都合は定年退職を含めて自身の意思によるものでない退職を指す。当然手当も会社都合の方が厚い。ハローワークで最初の手続きをしてから最短で5週間で最初の保険給付がなされる様だ。これに対し自己都合退職の場合は3ヶ月の猶予期間があるためハローワークに申請手続きしてから最初の保険給付まで4ヶ月ほど待たなくてはならない。

保険給付を受け取るためにはハローワークへ通う必要がある。初回は求職番号などの登録のためでハローワークでは「資格決定日」と位置付けしている。人事異動のある3月や9月の後の4月や10月は比較的混んでいる様だ。GW明けも混んでいた。2回目にハローワークでの求職活動の方法説明や職業訓練の紹介などのための初回講習会(職業講習会)がある。講習会は1時間程度で終わる。3回目は雇用保険説明会で初回講習会の1週間後にある。説明会自体は1時間半だった。4回目以降は失業認定のために4週間毎に手続きに赴く必要がある。保険手当を受給する資格を得るための最低限の義務ということなのだろう。4週間で失業が続いて再就職出来ていないことの確認のためと再就職活動を促すための措置だろうか。4回目のハローワーク訪問手続きを「初回認定日」と位置付けしている。4回目の訪問から続けて「認定日」が4回ある。認定日と認定日の間はきっちり28日、つまり4週間の期間が設定されておりハローワークの初訪問から28日×4の4ヶ月弱経って初めて保険給付が始まる。ただし、これは会社都合の退職の場合である。自己都合の場合は失業保険給付対象期間から外される期間が3ヶ月あるので7ヶ月ほど待たなくてはならない。ただし、4回目訪問の「初回認定日」の後の5回目と6回目の訪問となる「認定日」はまだ給付対象期間に該当しないのでハローワークへ手続きに行く必要がなく免除される。7回目の訪問となる最後で4回目の「認定日」で給付対象期間に入るのでその時に訪問して手続きする必要がある。つまりハローワークへは自己都合の場合は5回訪問して手続きすればよく会社都合の場合より2回少なくて済む。ここで注意しなくてはならないのは初回のハローワーク訪問は自分の都合の良い日に行けば良いのだがその最初の訪問日で2回目以降の手続きの日取りが決まってしまうことだ。2回目以降の手続きの日取りはハローワークで指示を受ける形となる。日程の都合が悪ければ調整は可能だが基本無職の立場なので給付を受ける側はあまり自由が効かないのかも知れない。

初めてのハローワークへの訪問は予めインターネットで住所から管轄のハローワークを確認し電話で必要な準備する書類を教えて貰ってから訪れた。自分の住む管轄の自治体によって管轄のハローワークが決まっているので失業保険給付手続きに関しては該当するハローワークに行く必要がある。
初回の1時間程度と言われた手続きは待ち時間が思ったより長く2時間半もかかった。GW開け直後で混み合っていたことが大きい。普段ならこれほど混むこともないだろう。3月に退職する人が多くて自分の様に離職票を手にして手続きするにはやはり退職してから1ヶ月はみておく必要があるのかも知れない。
2回目の訪問での職業講習会ではハローワークでの求職の方法や斡旋する職種の説明が主だった。数十人程度は参加していただろうか。1時間の予定通りで会は終了した。講習会は対象者をいくつかに分類しておりその分類わけで訪問の曜日を分けている様だ。印象に残ったのは介護に関するニーズは多い様で様々な求人があった。ただし、さほど人気はない様に思えた。やはり時間単価の給料が安いのだろう。

これまでの経験からの注意点、フィードバック。

・失業保険受給には会社都合が断然有利。
・失業保険受給に必要な離職票は退職する会社が発行することから予め入手時期を
 会社に確認しておく。必要ならば早めの発行を催促しておく。
・ハローワークでの初回手続きを退職した後なるべく早い段階で行う。訪問する。
 保険受給開始のタイミングがその手続き時期で決まる。
・指定された認定日では再就職していないことの確認及び就職活動継続のフォローが目的。

ちなみに、必要な手続きが完了して期間内に再就職しなければ自分の場合150日間の給付が受けられることになっています。

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