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バーチャルお茶会で各国のコロナ状況が盛り上がった話

デンマークの状況が一転してから、今日でちょうど1週間。たった1週間しか経っていないのに、なぜかものすごく遠い昔のよう・・・。

それも、ここ1週間、家族以外に誰とも会うことなく、巣篭もりしているからだろうなぁ。

今やデンマーク中が巣篭もりをしているので、同じような時間の流れを感じているのは僕だけではないみたい。僕が参加しているAarhus Spouse Commuinty※のFacebook上でも、「1日中、家にいて退屈〜 >_<」とか「自宅で何かできることを教えて〜」といった投稿が目立っています。

※ Aarhus Spouse Commuintyは、奥さん・旦那さん・彼氏さん・彼女さんの仕事や勉学の都合で、オーフスに帯同した外国人向けのコミュニティです。

特に多かったのが「家族以外の人とおしゃべりしたい〜!」という切実な要望。「それなら、ビデオチャットでお茶会しようよ!」という声が出てきて、すぐにFacebook Messangerのグループが立ち上がっちゃいました。

僕もいそいそとコーヒーを入れて、ビデオコールに入ってみると、グループには僕を含めて11人が参加。

男子は僕一人だったのですが、みんな本当に喋りたかったようで、勢いがすごい!喋りが止まらないので、複数の人が同時に喋り始めたりしてビデオチャットはカオス状態。でも、だんだん落ち着いてきて、喋る順番を上手に回せるようになりました。

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みんなオーフスに住んでいますが、出身国はバラバラ。覚えているだけでも、カナダ、イギリス、ブラジル、フィンランド、アメリカ、ロシア、そして日本(僕です)の7カ国。

みんな出身国が違うので、他の人の国のコロナ状況がどうなっているか興味津々。自然に、自国の状況がどうなっているかを順番に発表するという流れになりました。

茶飲み話なので、あくまでも雰囲気ですが、イギリスは欧州の中で一番対応が鈍く、ロシアは政府が発表する統計が信用できず、アメリカは一番ヤバイ・・・という感じで盛り上がりました。

カルフォルニア出身のNちゃん曰く、アメリカでは買い占めが横行するためスーパーの商品棚はほぼ空っぽ、自衛用の銃が大量に売れていてコロナより人が怖い、莫大な医療費がかかる医療システムはすでに崩壊している・・・など、かなり自国に辛口。「本当にデンマークにいてよかったわ!」と半分冗談・半分真面目に呟いてました。

確かに、トイレットペーパーも含めてスーパーの在庫は十分にあり、アジア人に対する人種差別もなく、政府の判断や発表はかなりタイムリーなので、他のメンバーもデンマークの安心感を再確認したようです。

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とりあえず、1時間半にわたり喋り尽くしたので、みんなの「喋りたい欲求」大いに満たされたようです。「また開催しようね〜!」といいながら和やかに解散。

でも、1時間半はあっという間だったなぁ。やっぱり人と会話をしていると時間の流れがとても早くなるのですね!

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