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どうしてコロナワクチンで血栓が出来るのか

血栓(Wikipedia)

血栓(けっせん)とは、血管内において形成される凝血塊[1]。血栓によって生じる病態を総称して血栓症という[1]。
正常な状態では血液の凝固の促進が体内で調節されており、出血時に血栓を形成して止血される[1]。止血が完了し障害された部位が修復されると血栓は消える。これを線溶作用と言う。しかし、何らかの理由で血液成分や血流に変化を生じると血栓症を発症することがある[1]。血栓が肥厚し血管を塞ぐことにより、血栓が出来た下位の部位で虚血や梗塞が引き起こされる。また、血栓がはがれて血管内の別の場所に移行して血管をふさぐことを血栓塞栓症という[1]。
成因[編集]
血栓の形成には3つの大きな要因が存在する。それをウィルヒョウの三要素 (Virchow's triad) と呼ぶ。
• 血管内皮細胞の傷害
• 喫煙や高脂血症、高血圧、肥満、糖尿病などが原因で血管内皮細胞が傷つき、そこから血栓が生じる。
• 血流の緩慢
• ギプス固定や長時間の同じ姿勢による血管の圧迫による血流の緩慢または停止している場所や、動脈瘤、静脈瘤、心臓内など血流が渦巻く場所に血栓が生じやすい。
• 血液性状の変化(粘稠度の増加、繊維素溶解活性低下、血液凝固因子の増加)
• 高脂血症や脱水症状時、妊娠・出産時、老齢などでは血液成分が変化しているため血栓が生じやすい。


血栓とは血管内にできる凝血塊です。血栓によって血管が詰まれば、その場所から先に栄養分、酸素の運搬ができなくなります。例えば血栓が心臓の血管で起これば心筋梗塞を、脳の血管で起これば脳梗塞を引き起こすでしょう。命に関わる病気であり、また助かっても後遺症に苦しむかもしれません。

血栓はコロナワクチンの副作用として既に問題になっています。では、どうしてワクチンが血栓を起こすのでしょう。

コロナウイルスはACE2を標的にして感染し、感染した肺のACE2レベルを低下させる事で肺傷害を促進します。ソーク研究所の研究で、スパイクタンパクを発現する擬似ウイルスを作成しハムスターに気管内投与しました。ウイルス感染時と同様にACE2レベルを低下させ、肺と動脈に損傷が生じました。肺動脈の内皮細胞にも炎症が見られました。コロナウイルスは肺、血管に障害を与えますが、スパイクタンパク単独でも同様の害があるようです。

SARS-CoV-2 Spike Protein Impairs Endothelial Function via Downregulation of ACE 2
Yuyang Lei et al. Circulation Research Mar 2021


コロナウイルスは神経症状 (頭痛、吐き気、めまい) を起こしますが、同様のことがワクチンの副反応としても報告されています。ACE2は前頭葉皮質のさまざまな血管にも発現している事、スパイクタンパクが脳血液関門を超えられる事を考えると、コロナワクチンの遺伝子から作られたスパイクタンパクが脳内皮細胞に炎症反応を引き起こしている可能性があるわけです。

The SARS-CoV-2 spike protein alters barrier function in 2D static and 3D microfluidic in-vitro models of the human blood-brain barrier
Buzhdygan et al. Neurobiol Dis. 2020

整理すると、コロナウイルスは血栓を起こし、肺や心臓、脳にも障害を起こす事があります。実は血栓を起こすにはウイルスは必要ではなくて、スパイクタンパク単独でも同様の障害を起こしてしまうという事が分かってきました。ウイルスが犯人だと思っていたら、実はワクチンにも使われるスパイクタンパクが犯人だったという事です。

コロナワクチンを接種した方の体内でそういった反応が起こっているわけです。スパイクタンパクが生産されている期間がどのくらいなのかは個人差があるでしょう。また作られた後すぐに分解されるとも限りません。通常のワクチンでは、ワクチンとして接種された抗原は減っていく一方です。それに対して、遺伝子ワクチンでは接種後に抗原は増えていき、いつまで残るかも分からないのです。

血栓はワクチンを打った後すぐに出来るとは限りません。血栓の出来やすさは個人差や体調、他の病気との兼ね合いによっても変わってくると考えられます。飛行機搭乗中や登山の際など、気圧の変化といった外的要因にも影響を受けるでしょう。そういう状況下ではすぐに病院にも行けません。スパイクタンパクがいつ血栓を起こすか、時限爆弾を抱えているようなものなのです。

つまり「ウイルスに感染するのが怖いので、ウイルスの遺伝子を体に入れて、ウイルスの毒性タンパクを自分の体内で量産させてみよう!さて、どうなるか?」という実験です。理解に苦しみます。けれどもいま世界中でやっているのはそういう事なのです。いずれにせよ現在は治験の真っ最中という事です。




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*記事は個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

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