動きの発達②

皆さん、こんにちは。

健康届け人の小林寛です。

今回は動きの発達で「脊椎」以降の段階の「相同」と「同側」を説明していきます。


先ずは「相同」です。


相同は左右を対称に使う身体の動きになります。


しゃがんだり(スクワット)、ジャンプしたり、両手で押したり(プッシュアップ)、引いたり(ロウイング)などの動きです。


https://youtu.be/U8H9NHMFm4Q


ロッキングはハイハイに入る前に自然と赤ちゃんがやる動きなので、ハイハイをあまりしないで育った人はこの相同の段階を抜かしている人が多いです。

この段階をクリアできると、適切な感情の発露やコントロールが出来るようになり、バイタリティが出てきます。

また、自分の考えで行動できるようになるから、エネルギーが出てきて、何かにチャレンジする事が出来るようになります。


自分で考えて行動する事が苦手な人はまだ相同の段階をクリア出来てないかもしれないので是非ロッキングをやってみましょう!

相同の段階をクリアしたら次の段階は「同側」になります。

同側は右と左が片側ずつ別々に使えるようになる事で、関わるトレーニングとしてはケンケンのような片足でジャンプする動きなどがあります。

この段階をクリアしていくと、情動や行動の面で切り替えが出来るようになってきます。


また、じっくり考えてから行動できるようにもなります。

全ての人がそうではないですが、僕の感覚ではクローリングなどで対側の動きが上手く出来ず、同側で動いてしまう人は自分が知らない事や新しい考えを受け入れられない人が多いように感じます。

新しい事を受け入れられないからよく首をかしげて話を聞いてるのも僕が感じる同側の段階の人の特徴です。


ここで余談になりますが、簡単にお子さんやお孫さんが発達のどの段階にいるかを確認する方法があるのでご紹介します。

どうやるかと言うと、大きいボールと小さいボールを渡してみてそれをどう使うかで確認できます。

前回紹介した脊椎の段階だとあまりボールに興味を示さず、相同だと大きいボールは両手で投げたりします。

同側の子は右手と右足や左手と左足の同側の手足を前に出しながらボールを投げます。

次に紹介する対側まで到達してる子は右手と左足や左手と右足の対側の手足を前に出してボールを投げます。

この時に大事なのは子供は自分の発達に関わる遊び(動き)を知っているからその時やる遊びを大人が邪魔しない事です。

右手で投げる時に右足を前に出していてもそれを矯正してはいけません。

なぜならその子は「同側」を育ててる段階だから。

子供が勝手にやる遊びを一緒に楽しみながらやる事で子供は段階を追って動きや身体を発達させていきます。


是非頭の片隅にでも入れておいて下さい!


そして、とても大事なのは子供の頃にどこかの段階を抜かして育ってもいつでもその抜けを取り戻せるという事です。

是非トレーニングを通して動きを発達させていきましょう!


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