1970年代のロスアンジェルス

ロスアンジェルスでは、1970年代にすでに危機状態にあった自動車の排ガスに対して、脱硫、脱硝触媒をいち早く採用してきたが、それでも1989年には、子供と、呼吸器や心臓の悪い人は家からでないように警告された日が75日間にのぼった。1989年以降は、「おそらく今日まで最も野心的な反汚染計画」のために、約150のきびしい規制と、毎年30億ドルの経費を予定している。(ランファル報告)

見田宗介「現代社会の理論」より



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