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戸取大樹のインラインスケートの世界

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30年あまり続けているインラインスケートを通じて、挑戦すること、旅すること、感動すること、考えること、共有したいことを載せています。
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2016年3月の記事一覧

考008 MPC BlackMagic

考008 MPC BlackMagic

名品の一つですね。
MPCの製品はどれも、センセーショナルな登場というわけではないのですが、確実に広まっていきます。よくテストされ、実地調査を繰り返した上で市場に出しているのでしょうね。
世界選手権でも、プロトタイプのテストをしているのをよく見ます。

登場は2013年頃でしたか、ブラックトラックに代わって投入されました。ブラックトラックがその名の通りトラック向きであったのに対し、トラックでもロー

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考007  125mmフレーム(12.2inch vs 12.6inch vs 12.8inch vs 13.2inch)

考007 125mmフレーム(12.2inch vs 12.6inch vs 12.8inch vs 13.2inch)



前回に引き続いて125mmの話題です。今回はフレームの方。

この20年間のタイヤの大口径化に際しては、90mm5輪から100mm4輪への転換が、構造変化の大きな節目でした。それでも4輪並べるとそれだけで長さがあるので、敢えてフレームを長くする必要はなく、各社さほど長さの差はありませんでした。しかし125mmでは、3つをぴったり並べたとすると375mm。どの長さがスピード競技に最適なのか、まだ

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考006 Matter wheel One20five

考006 Matter wheel One20five

2013年の世界選手権ではすでにテスト品が出ていて、当時はまだイロモノで終わるのか主流となるのか判然としなかったのですけども、2016年現在の状況を見ると、数年後には主流となるのは間違いなさそうです。現在はレギュレーションの規制があり、使用できる大会とできない大会が混在しています。
参考までに、3月現在のところ、WIC(World Inline Cup)のほとんどで使用可能。FIRS(国際ローラー

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考005 FOTHON WHEEL POWERSLIDE

考005 FOTHON WHEEL POWERSLIDE



いきなりキックボードに付けちゃってますが。

昨年パワースライドから出たときは久々の衝撃。光りもの好きなので、これが登場したとき「ちょーかっこいい!」と素直に思いました。プロモムービーからしてカッコいい。

これまではアメリカのVOLCANIC WHEELという光るタイヤをキックボードにつけてました。こちらも、耐久性あるし(6、7年使ってました)めちゃくちゃ光るし(明るすぎて視界が眩しいほど)

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