見出し画像

ポジティブな言動

今日のおすすめの一冊は、天明氏の『「おせっかいばぁば」が教える 神様を味方につける習慣』(フォレスト出版)です。その中から「気づく人と気づかない人」という題でブログを書きました。

本書の中に「ポジティブな言動」についてこんな話がありました。

言語を研究している人の話だと、すべての言語の7割がネガティブ寄りの言葉だとのことです。ポジティブな言葉は3割。であるなら、なおさら意識してポジティブな言葉を使わないと、心配や不満の言葉を使ってしまうということですよね。
ポジティブな言葉の代表は「ありがとう」ですが、「すばらしい」「幸せ」「楽しい」「お役に立てたらうれしい」「助かりました」など、考えてみるとたくさんあります。これらのポジティブな言葉を使い続けていると、どうなるでしょう?
たとえば、毎日朝起きてから夜眠りにつくまでの間、心掛けてポジティブな言葉を使う。人に対してはもちろんのこと、自分自身にもです。最初は言葉選びに注意するので、疲れるわりには、いつもと何ら代わり映えしない毎日だと思います。でも少しずつ、雨垂れが石に穴を明けるように、使う言葉が口にも頭にも馴染んで変化してきます。
1ヶ月もすれば、ポジティブな言葉が口をついて出てくるでしょう。そうなると、基本的には人は言動一致の生き物なので、知らず知らずのうちにポジティブな行動をするようになるのです。そして類は友を呼ぶので、そのような人のまわりには、爽やかで明るいポジティブな言動一致の人々が集まってきます。

嫌なことがあったときに「ありがとう」と言ったほうがいい、という話があります。普通は嫌なことがあったら、「なんでこんなことばかり起こるんだ、ツイてない」とかいうと思います。しかし、「ありがとう」というと、脳は「なぜ、ありがとうなのか」、とその理由を探し出すのです。

すべてのことは二面性があります。裏があれば表があるということです。つまり、嫌なことのなかにも、いいこともあるということです。「あんなひどいことがあったお陰で今の自分がいる。ありがたい」と、時間が経ったときしみじみ思うことがあります。「ひどいこと」に感謝ができる、ということです。

人生は考え方次第、見方次第でどうとでも変わります。ポジティブな言葉を使い、人生を面白おかしくしていきたいものです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?