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なぜ、知識を広げると人生が面白くなるのか?

今日のおすすめの一冊は、出口治明氏の『「おいしい人生」を生きるための授業』(PHP研究所)です。その中から、『「おいしい人生」を生きるためには』という題で書きました。

これは若い世代の人たちに向けて書かれた本ですが、どの年代の方が読んでも、面白くてワクワクする素敵な本です。

知識を得ると何が面白いのか、ということを具体例をあげて書いてあります。知識が広がると、今まで考えていたことがガラっと変わることあるという例です。

『僕はよく「タテとヨコ」で考えるという話をしています。タテは時間軸、歴史軸のことで、要は昔の人はどう考えたのかということです。人間の脳は1万年以上進化していませんから、判断力も喜怒哀楽も同じです。ヨコは空間軸、世界軸のことで、世界の人はどう考えているのかということです。

たとえば、僕は中学校で「源頼朝は平(北条)政子と結婚して、のちに鎌倉幕府を開いた」と習ったので、ふつに考えれば、日本の伝統は夫婦別姓だったと理解しています。世界を見ると、OECD加盟国の中で法律婚の条件として夫婦同姓を強制している国は、わが国だけです。』

なんとなく、「夫婦同姓じゃなければ日本は崩壊しちゃうんじゃないか」なんて思っていた人も、「ああ、そうなんだ」と意見が変わるかもしれません。だから知識を広くすることや情報を取るという、勉強は必要なんですね。

世界の状況は刻々と変わっていきます。それなのに、自分の頭の中だけ何もアップデートしてなくて、何人かの前で古臭い発言したら、ホント恥ずかしいです。そして、逆に考えると、だからこそ勉強するって面白いんですよね。新しいことを知り、「ああ、そういうことだったんだ」とまた一つ世界が広がります。

知識を広げて、面白い人生を送りたいです。


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