バレンタインにチョコレートと合わせるお酒

バレンタインは、『バレンタイン』という大義名分のもと、自分の食べたいチョコレート（甘いものも）を好きなだけ買っていい日。だと近年は解釈している。

ということで、旦那さんにあげる名目でいくつかチョコレートを買った。その中で一番の楽しみが「Minimal」のチョコレート。ベーシックな食べ比べセットを購入してみた。

さあ、一緒に食べよう。チョコレートに合わせる日本酒とともに。

＊＊＊

Minimalのチョコレートに合わせたのはこちら
『EMISHIKI（笑四季）』竹島榮三郎　玉栄 生

香りと口に含んだときの味わいが、ふわっと南国フルーツを思い出させる。この蔵特有の香りと味だ。でも甘みがあるのにしつこくなく、後味はスッキリしている。あぁ、チョコレートと合わせたい！

チョコレートと合わせるなら赤ワインじゃないの？
そうだよね。私もそう思って、赤ワインも用意して飲み比べてみた。
あらら、これは日本酒の方が合うね！！！旦那さんと２人納得の結果に。
今回用意した赤ワインの渋味や深みが、このMinimalのチョコには合わなかった。それに比べ今回の日本酒はちょうどよい甘みとすっきりした後味で、チョコレートとよく合う。個人的にはNUTTYとが一番好きかな。
（※フルーティな甘さがある日本酒が合うと思います。酸が強めの日本酒はあまりおすすめしません。）

どれがお酒の名前か分かりにくいけど、「EMISHIKI（笑四季）」がお酒の名前で、「竹島榮三郎」は初代蔵元のお名前で、「玉栄」は酒米の名前。
こちらのお酒を造るのは、滋賀県甲賀市にある「笑四季酒造」

home

「MONSOON」「Sensation」「Masterpiece」「赤い糸」等、一見したら日本酒の名前とは思えない！センスと、他の蔵にはない独自の味を表現している、日本酒界の先進気鋭な蔵。特徴的な香りと甘みで個性的。好き嫌いは分かれるかも知れないけれど、唯一無二な存在。南国の雰囲気を持ちつつどんな役もこなし、バラエティでも活躍できる二階堂ふみちゃんみたい。

＊＊＊

もう一つ特筆すべきはこのお酒のラベル。
ラベルのデザインは、美術作家・イラストレーターの下平晃道さんが描き下ろしたもの。プレゼントにしても喜ばれそうな美しいラベル。
たくさん並んだお酒から、どれを選んでいいのかわからない。。。そんな時は気になるラベルのお酒を選んでみるのもあり。ラベルには味のイメージや、造り手からの思いや伝えたいことが込められいるから。
日本酒のジャケ買いあり！！ゼヒ酒屋さんで見てみてくださいね。

やっぱり日本酒っていいなぁ。