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身体の健康を司る「歯」問題

マスクを頻繁に使うようになってから、肌荒れがひどくなった。元々肌は良くない方で、というか男性の肌質なので、扱いづらい肌だった。コロナ騒動で、マスクを手放せなくなったら、肌が赤くなり、吹き出物が増えた。まるで青春時代のニキビのようにどんどん増殖した。いわゆるマスク荒れというやつだろう。

放置しても治る気配はないし、仕方がないので、6月、皮膚科に行ってみることにした。これが今悩まされている健康問題のすべての元凶となった気がしている。本当は抗生物質を処方されたけれど、インフルならともかく、肌のために強い薬を飲むのもなと服用を避けた。ビタミンB2とB6の錠剤も処方されたので、ビタミン剤は肌に良さそうだなと真面目に服用し始めた。

ビタミン剤を飲むと、目がしゃきっとする気がした。体中からエネルギーがみなぎるような感覚になり、悪くないだろうと数日間飲み続けた。

しかしその後まもなく、偶然かもしれないけれど、イボ痔が膨らみ始めた。元々痔は悪いので、いつものことかと思っていたけれど、歩くと痛い、座っていても痛い、眠っていても痛い…何をしていても痛い状態が続き、どうしようもなくなり、少し恥ずかしいけれど、肛門科に行ってみた。

軟膏と内服薬を処方され、内服薬で少しずつ落ち着いてきた。その薬は効果はあるけれど、おなかがゴロゴロしやすく副作用が少し不快だった。

痔と同じ頃、今度は元々親不知が埋まっている左奥の歯肉が異常に腫れてきた。上も下も腫ればかり…。硬いものを食べると腫れやすいから気をつけていたけれど、最近調子良いからといろいろ噛み過ぎたせいかなと反省した。

歯科で抗生物質を処方され、今度ばかりは肌と違って痛みも生じていたため、きちんと飲んだ。やっぱりおなかがゴロゴロするけれど、仕方ない。薬が効いて、腫れが収まり、とりあえず歯の掃除をしましょうということになった。1ヶ月程度週1で通い続けた。掃除の仕上げで腫れた歯茎の手前の奥歯を念入りに掃除された。少し痛いなと感じた。

その後まもなく、激痛が襲ってきた。1ヶ月前の腫れの時より、痛いし、脈と同じリズムでズキンズキンまるで歯が歯茎から飛び出してくるんじゃないかと思うほど、ずっと痛みが続いた。耐えられなくなり、歯科へ行った。

この程度だと緊急性を要するわけでもないし、すぐには紹介状は書けないと口腔外科に行きたい旨を伝えても、煮え切らない回答しかもらえなかった。しかし1ヶ月前と同じく抗生物質は処方されたので、とにかく腫れを引かせたい一心で飲み始めた。1ヶ月前は必要としなかった、痛み止めももらった。痛み止めの類は治す薬じゃないと知っているので、今まで避けていたけれど、これだけ痛いと頼りたくなる。飲んでみた。たしかに薬が効いている間は痛みが和らぐ。2日間は真面目に飲み続けた。

少し減らした日の夜。別に高熱なんてないのに(毎朝基礎体温を測っているので、体温チェックはできている。)、夜中、着替えが必要になるほど寝汗をかいて目覚めた。朝方、誰かが体に覆い被さってくる感覚がして、恐怖で目覚めた。疲れ果てて二度寝した起床時、戦争という悪夢で疲労困憊だった。つまり、私の場合、痛み止めの禁断症状で、不安・恐怖が襲ってくることが分かった。痛み止めが癖になるってこういうことかもしれない。少し怖いと思った。だから我慢できるレベルの痛みに戻ったので、痛み止めの服用はやめた。

1ヶ月前は3日間抗生物質を飲んで治ったのに、今回は3日過ぎても治らない。このまま治らないんじゃないかと弱気になっている。

1ヶ月前は普通食を食べられていたのに、今回はおかゆのような噛まずに食べられるものしか食べられなくなった。おかげで少しは体重が落ちたけれど、食べられない分、元気が出ず、書きたいものが書けずに困っている。そもそも睡眠だって落ち着かない。たいてい朝方3時4時には痛くて、腫れぼったくて、起きてしまって、疲れてまた寝るというパターンで安定していない。私が書くために重要視しているのは、がっつり食べることとがっつり眠ることなのに、それができないから、不調。

抗生物質で悪い菌も良い菌も流れてしまっているから、元気がないというのもあるかもしれない。おなかはゴロゴロするし、疲れる。だからnoteにこんな愚痴しか書けない。本当はがつがつ童話を書きたいのに。アイディアが浮かばない。考える力が出ない。

やっと最初の話に戻るけれど、これはただの推論で一般常識的にはありえないんだろうけれど、ビタミン剤で痔と歯茎が腫れたとしか思えない。血流が良くなって、目がしゃきっとしたように、元々腫れぼったい部位がますます腫れてしまったのかなと。皮膚科に行かなきゃ良かった。

皮膚科を皮切りに、肛門科、歯科、それからこれは関係ないけれど、定期健診の婦人科…。6月7月は病院通いで終わっている。こんなことをしている場合ではないのに。

皮膚科もだけれど、歯科も選べば良かったと後悔している。昔から通っている所だから安心していたけれど、あの最後の仕上げの掃除でせっかく収束していた歯茎の腫れが再燃したというか、むしろ悪化した気がする。

だって歯科の先生が言ってた。生えていない埋まっている親不知を切除する場合、まずは歯肉の腫れを抑えてから、処置することになる、じゃないと腫れている所をいじったら腫れがひどくなるだけだからと。

まさにその通りになったのではないかと。私はもう何年も腫れた歯肉と格闘しつつ、なだめつつ、だましだまし歯を使っていたから、腫れている部分は極力触らないようにして、生活していた。そこはなるべく使わないで食べていた。のに、掃除で腫れている歯茎とその一歩手前の歯の隙間をガンガンいじられた。それで化膿したんじゃないかと疑念を持っている。

だから別の歯科にも行ってみた。さすがに通っている所ではそんなこと言えないから。でも別の歯科の先生は同業の先生を悪くは言わない。歯並びが悪いから、掃除はたいへんだったと思うよと。

そう、歯並びがものすごく悪い。太ったから目立たなくなったけれど、痩せていることは目立った。前歯とか。歯並びが悪いと噛み合わせだけでなく、滑舌も悪くなり、夜ふかしの「フェフ姉さん」の気持ちがよく分かる。言いやすい言葉を選んで話す。姉さんが言ってた。「キス」は言いづらいから、「チュー」だと。よく分かる。私はさ行とか美術室とか言いづらい。ほんとに。滑舌悪いから、しゃべるより、こうして書くことが好きなのかもしれない。書く時は好きな言葉でしゃべれるから楽しい。

話が脱線して来ている。歯並びが悪いことの弊害。好きなものを食べられない。噛めない。好きな言葉もしゃべれない。話しづらい。そしてきっと噛み合わせの影響で姿勢も悪くなり、腰も悪い。

腰に関しては、歯並びだけでなく、きっと胴長短足も影響していて、姿勢が悪いから、20歳の頃、椎間板ヘルニアを患って以来、慢性腰痛に悩まされている。あのぎくっとした激痛が怖いので、なるべく腰を動かさないというか、体を動かさないようにしていたら、今度は太った。腰痛以降、20キロは増えた。つまり、たかが歯並びと侮れなくて、今、自分の身体で気になっている不調のすべての根源は「歯」由来なんだろうなと。

腰痛と親不知は密かに抱えている爆弾みたいなもので、いつそれが起動し始めるかと思うとヒヤヒヤしていた。ついに親不知の方が目覚めてしまった気がする。親不知の歯そのものではなく、その歯を覆っている歯肉部分が化膿しまくっているということなんだけれど。

ただの歯肉の化膿なら良いけれど、口腔ガンとか別の病気の場合もあるかもしれないので、やっぱり一度は口腔外科へ行ってみようと思う。

ひとまず婦人科の方だけは異常なしだったので、安心したけれど…。

まさか今年これほど「歯」で悩まされることになるとは。またコロナが再燃し始めると歯科や口腔外科には行きづらくなってしまうから、行くなら早いうちがいいんだろうと。しかし、切除となったら、どうやらけっこう本格的な手術になって、入院が必要になる場合もあるとか。

歯なんてすぐ抜いて終わりと思ってた。歯科で抜けるんだろうと。でも埋まっていて見えない歯はまず歯肉を切開して、神経を傷付けないように慎重に歯を取り除くから難しいらしい。まれに痺れ味覚障害など、後遺症が残る場合もあるなんて調べたら書かれていたから、怖くなってしまった。

この親不知…せめて生えてくれてたら良かったのに。そしたら歯科でも簡単に抜けただろうに。埋まってるのがまだ二本も残ってる。

それよりも今はこの腫れが引いてくれることを願うのみ。薬が効かなかったらどうしよう。少しずつは腫れが収まってきている気がするけれど、おかゆしか食べられないうちは治ったとは言えない。おなかゴロゴロも抗生物質を飲んでいるうちは治らないだろう。

インフルで抗生物質服用した後は突発性の痒みで婦人科行きとなった。菌がすべて流れてしまうと、いろいろ障害が出る…。

だから早く薬をやめたいんだけれど、腫れているうちはやめられない。病院って一ヶ所通い始めると連鎖的に他の科にもお世話になることになるから、厄介。薬はどうしても作用と副作用があるから、副作用の方で別の新たな病気が生まれ、そしてまた新たな薬を飲み、新たな副作用が起き…エンドレス繰り返し。

健康でいたいなら、病院行かない方が良いのかもしれない。薬も飲まない方が良いのかもしれない。でもどうしようもない痛み、不快感の時は病院や薬を頼るしかないから、難しいなと思う。

おなかゴロゴロするからって胃腸科だけには行くものか

これ以上通院する病院を増やしたくない…初診待ちしている時間があるくらいなら、何かを書いていたい。早く冷静に童話や短編小説を書ける状態に戻りたい。

健康って大事ですねという話。

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