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保育以外のことをすると保育の質が上がる

みなさん、こんにちは!
カタグルマの大嶽です。

コドモンさんからのご依頼で、こちらのセミナーにゲスト出演します。是非お越しください!

コドモン主催オンラインセミナー


一昨日、保育園向け雑誌「みらくう」の堀川編集長やライターの方々とミーティング。
MIRAKUU

10月号に記事広告を載せることにしました。

これまでGoogle広告を除けば、積極的にマス広告をしてこなかったのですが、当社として初めて、当社発信のマス広告となります。

以前から当雑誌はもちろん存じ上げており、堀川編集長とも何度かお会いしたことがありましたし、いつかは何らかの形で掲載したいという個人的な想いもありました。

特に毎号の目玉企画「イケメン俳優の保育士体験」は大好評企画だそうで、今回は杉浦太陽さんが出られるようです。

ただ、首都圏10000園のみの配布になりますので、該当エリアのみなさんはぜひ読んでみてください。


さて、昨日ある法人様とミーティングをしていたのですが、その時の話をしたいと思います。

そこでは現在、YouTubeチャンネルやInstagramアカウントが園ごと、プロジェクトごとに走っています。

特に横断的なプロジェクトにおいては各園から動画データ提供の協力を仰がなければなりません。

一般的に、ここでかなり躓いてしまいます。
忙しいことを理由に、中々協力が得られないのです。
自分ごとにならないわけですね。

このプロジェクトには2人のコアメンバーがいるのですが、この2人から話を聞いたのですが、色々と工夫をしようと努力されてました。

・イベント企画にしてプロジェクトを盛り上げる
・YouTubeの解説本などで知識を高める
・重要指標(KPI)を決める
・各園に取り組みやすいようにお願い事をまとめる
・動画別の各種数値をランキング化する

などを今後進めていくようです。

これら取り組みは本当に素晴らしいのですが、最も素晴らしいのは、

「本人たちの前向きな姿勢」

です。

このプロジェクトを成功させよう、楽しくやってみよう、他でも転用できるようなことはないだろうか?採用に使えないかな??などを考えてみよう、など、その姿勢に感動しました。


「トータルモチベーション」

というマネジメント論がありますが、この中で、人間のモチベーションは、

1.楽しみ
2.意義
3.可能性

に集約されます。

楽しみとは、その仕事自体が楽しくて仕方ないというもの、

意義とは、その仕事に社会的意義や貢献を感じること、

可能性とは、これからこの仕事が生み出す新たな価値を感じること、

これがまさにモチベーションを高める源泉なのですが、見てると全てに当てはまっている気がしました。

YouTubeやInstagramを学ぶのが楽しい、
これが組織に貢献したり、世の中に貢献できる、
これから新しい価値を作れるのではないかという可能性を感じる、


そして、それを受け身ではなく、能動的、自発的に感じることのできる状態に自身を鼓舞していることも素晴らしい、

もちろん、そのバックには親玉の強力なマネジメントがあるわけですが。。


一般的なビジネスの世界でも一緒ですが、保育士でも、保育の仕事とは別に、例え忙しくても組織の仕事や新たな仕事をすることで、視野が広がり、さらに保育に深みが出る、質が上がるというのは良くあることです。

キャリアジャンプやタスクジャンプという、普段とは別の仕事をすることで、客観的に自身の仕事と向き合うことができて、一見離れた領域に見えても、それが点と点で繋がる瞬間がある、そこにイノベーションや新たな発想が生まれる、まさに、スティーブ・ジョブズが言った、

「Connecting The Dots」

そのものですね。

つまり、保育以外の仕事と向き合うことで、新たな視点で保育を見つめ直すことができるものです。


この先生方だけではないのですが、それを前向きに向き合える姿勢を持つ職員がたくさんいる組織は素晴らしい組織だと思います。

これからの人手不足は益々深刻になり、時代の変化や流れが不透明、不確かな時代、一人一人の個を活かし、活かされる組織の組織力というのは経営において何よりも強い武器になりますから。


ではまた。

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