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エピローグ・・・・1999年・・・・ 1979年の夏、僕たち火縄銃はEAS…
第15話 Hazuki did it her way. 「ケンジ!」 葉月の呼ぶ声がした。 あわてて立ち上がり…
第14話「このダウン、記念にもらってもいい?」 着いた先は夜だった。相変わらず寒い。しか…
第13話「葉月は21世紀の女の子なんだよ」 ドアを開けるスイッチを探して押し、バスを降りた…
第12話 ケンジは思わず葉月を強く抱きしめた スキーバスはすぐに郊外に出た。関越にのるのか…
第11話「お母さんが死んじゃったんだよ!」 恵がケンジとの間にできた子どもの葉月と二十一…
第10話「しっかりしてよ、お父さん!」 翌日の午前中は火縄銃の練習日だった。EAST WESTを前にした最後の練習だ。 演奏の準備をしていると、葉月が5分ほど遅れてスタジオに入って来た。その姿を見て、野郎どもはみんな歓声を上げた。 ジョニー・ロットンの顔がプリントされた長袖の白いTシャツにエナメルの黒いミニスカ、赤いピンヒールという出で立ちだ。Tシャツにはところどころ安全ピンがさしてある。髪はショートカットにして、ディップローションを塗っているのかバッチリ立っていた。
第9話「二十世紀が居心地いいのは、自分はみんなとは違うんだとあたしがきちんと意識してるか…
第8話「お母さん・・・・」葉月は写真を見ながら静かにつぶやいた 家に戻ると母親も妹もまだ…
第7話「ケンジはハーちゃんのこと好きなんだろ?」 「ケンジ、今日ヒマ?」 扇風機に当た…
第6話「ケンジ、サイテー!」 その翌日は火縄銃の練習日だった。スタジオに行くと岩澤が…
第5話「つくづくめんどくせえ時代だな」 夏休みになった。高校最後の夏休みだ。 旭高校…
第4話「ということは、ノストラダムスの大予言、外れてるじゃん」 7月頭の期末テストが終わ…
第3話「なんでいきなり電話が出てくるんだよ」 火縄銃はケンジが3月にオーストラリアの留学から帰ってきてすぐに結成した。留学する前までは、ケンジはディープ・パープルのコピーバンドを組んでいた。かたや清水はこの3月までレッド・ツェッペリンのコピーバンドを組んでいた。 しかしセックス・ピストルズの登場に衝撃を受けていたケンジたちは、それまでのハードロック路線を捨て去り、パンクに転向したのだ。 練習はこの日でまだ4回目だったが、さすがにセックス・ピストルズの曲はパープルやツェ