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少年野球をDXする「YDX(野球デジタルトランスフォーメーション)」

2021年4月に長男が3年生になると同時に地域の少年野球チームに加入しました。私も地元の下関で中学生まで野球少年だったので、コーチとして所属しています。

少年野球チームの中に入って、様々気づく点があったのでまとめてみました。

■少年野球のイマ

昨年は大谷フィーバーやオリンピックの金メダルで大人野球業界は盛り上がったように見えますが、少年野球業界は競技人口が減っておりかなりネガティブな状況です。

少年野球チームの中に入って1 年経ちますが、少年野球人口が減ってきた原因は以下の点かと思います。

・ゲームなど他に面白い遊びがたくさんある(Switchやスマホゲームなど)

・道具を揃えるのが大変(グローブやバットなど)

・親の負担が大きい

では、大人野球の盛り上がりを少年野球にも持ってこれるように作戦を考えてみました!

■少年野球の機能

日本社会における少年野球の立ち位置を分析してみました。

・地域コミュニティ機能

私が所属している少年野球チームは歴史が30年以上ある、地域では有名な伝統のあるチームです。コーチ陣も10人以上いて最高齢の方は70歳を超えて10年以上チームに関わっているようです。5歳から70歳が野球というテーマで集まれるコミュニティは他にはなかなか無いと思います。
地域で子供たちを見守るという機能が備えられている素晴らしい地域コミュニティです。

・教育機能

少年野球は野球のスキルというフィジカル面を鍛えられるというのもありますが、精神的なメンタル面も鍛えられます。挨拶などの基本的なところから、チームワークまで様々学ぶことができます。

これは私自身、地元の小学校中学校で学ばさせていただき、大人になった今でも効いていると実感しているので感謝しています。

■少年野球のDX化の第一歩

・オリジナルホームページを作成しました

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少年野球チームの入団ルートの大部分は「紹介」です。兄弟が入ってるから入ろうやママ友に誘われてがほとんどです。

チラシやまちの掲示板を見てからの問い合わせというルートが少ないので、HPになるべく情報を盛り込むためにオリジナルホームページを作成しました。

無料サービスのwixで作成しましたが、いい感じのテンプレートが用意されており、ノーコードでサクサク作ることができます。(本当に良い時代になりました笑1)

・プロモーションビデオを作成しました

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1分の動画はwebページ5,000ページ分の情報が伝えられるという説もあります。

プロモーションビデオはiPhoneに最初から入っているiMovieで作成しました。素材さえ揃えば編集作業は10分くらいでできるので、便利なアプリです。(本当に良い時代になりました笑2)

■今後チャレンジしたいこと

少年野球は子供たちの貴重な時間を使います。せっかく大量の時間をつかうので、非野球分野の教育での可能性をチャレンジしてきたいです。

(テクノロジーを駆使すれば、少年野球をやると一石五鳥くらいのスキル習得が可能になる!?)

・野球を通じた英語教育

メジャーリーグで活躍する日本人は本当に増えてきました。メジャーリーガーが英語でスピーチしている動画がYouTubeにたくさんあるので、英語の勉強をしながら野球へのモチベーションもつながるという、一石二鳥のトレーニングです。(本当に良い時代になりました笑3)

・野球を通じたプログラミング教育

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野球はルールが複雑です。ルールを覚えるためにゲームやプログラミングを利用するのも手です。最近はKahoot!というクイズ作成アプリがあり便利です。(本当に良い時代になりました笑4)

・少年野球チームをトークンで応援する

少年野球の試合応援にはおじいちゃんおばあちゃんがたくさん来てくれます。
自分の孫の応援は当然ですが、知らないこどもを応援したいというニーズもあるだろうと思われます。

今はブロックチェーン技術の発展でweb3.0の時代になり、法定通貨ではなくトークンで応援できる時代になりました。「東京の少年野球チームのA君を山口県の知らないおじいちゃんBさんがトークンで応援する」みたいな仕組みができればいいなと思ってます。(本当に良い時代になりました笑5)

■最後に

筒香選手が地元の少年野球を盛り上げるために、自費2億を使ってスタジアムを建設するというニュースが飛び込んできました。

日本人は野球が大好きです。少年野球に少しでも貢献したいと思っている人はたくさんいると思われます。そういう人たちに少しでも接点を持ってもってもらい少年野球に関わってもらいたいです。

少年野球を盛り上げて、日本を元気にしていきます!


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