【第18話】4度目の関カレ、失敗したピーキング

どうも、川瀬です。

前々回の記事で自分のやりたいことは3000mSCだとなり、前回の記事でハーフ(箱根駅伝予選会)もいけるかもしれないとなり、やりたいこと、感情の振れ幅がすごいことになってますね。ただ箱根がチラついても僕は3000mSCがやりたく、今回は5年の春、関東インカレ編です。

一応、1月2月は冬季練習として体作り、フォーム改善です。その流れの中でのハーフマラソンでした。そのため3月上旬の学生ハーフ後は、冬季練習でやってきたことをスピード練習に落とし込みながら記録会を挟んで調子を上げていきます。そして5月の関東インカレ3000mSCに臨む流れです。

さて、本題へ。3月中頃から4月、5月とスピード練習を多めに入れながら練習を積んでいきます。途中1週間ほど怪我をしましたが、すぐに復帰でき、障害になれるために出場した記録会でも3000mSCで9'01"99と自己ベスト（当時9’01”40）と変わらないタイムでさらっと走ることができました。

そして迎えた関東インカレ予選。
予選は2組で各組5着+タイム上位2人が決勝に進めます。実はこの日、僕は調子が良くありませんでした。すんなりとスピードに乗れず進まない。
僕は2組目です。1組目の6着目が9'08”99。
9’08”99以内であれば7着でも決勝に残れます。当初、レースの流れに身を任せるつもりでしたが、ラストのキレに自信がなかった僕はレースを引っ張り、ハイペースのレースを展開することにしました。
調子が悪い中でのレースの引っ張りは、かなりの賭けで実際最初の1200mくらいしか引っ張れず、ラスト2周で先頭集団から遅れてしまいました。
それでもなんとか7着に入り、序盤引っ張ってでもペースを上げておいたおかげか、9'08"95で0”04差で決勝進出へ滑り込みました。

ただ決勝は動かない体に対してなす術もなく、9着9'07"88で入賞はできませんでした。

動画：chuo7716 様

4回しか出られない関東インカレ。四度目の挑戦で初の決勝でした。3000mSCで結果を残すことを1番に考えて過ごすシーズンでしたが、不甲斐ない走りに終わってしまいました。

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・振り返り
2年生から出続けた関東インカレ、4度目の出場でした。過去3回、全てかなり好調な状態で試合に臨めていました。予選敗退でしたが笑

それに比べて5年生にもなり、なぜピーキングをミスってしまったのでしょうか。毎年シーズンインの流れは変わっていません。
3月上旬まで走り込み、そこから徐々にトラックに移行、3月末から4月の上旬にシーズンインします。合計2.3試合出場しながらGWまで80%くらい追い込み、GW以降は最後の練習期間(10日前後)で体を叩いて、調整期間、そして関東インカレに臨みます。

5年生でのシーズンは例年になく練習は順調で、自分でもビックリするくらいスピード練習の達成率・余裕度が良くなっていました。フォーム改革に取り組み、ようやく形になったおかげだと思います。

しかしこの年はGWまでの練習に余裕ができため、GW後に質の高い練習をしても練習はきつかったですが体を叩き切ることはできませんでした。そのため、調整期間に入って、叩いて落としたことで調子が上がってくるプランは上手くいかず、中途半端に疲れ、調子が上がらないまま関東インカレに臨むことになってしまいました。

そのため、関東インカレが終わると調子はぐんぐん上がりました。そして6月の記録会で8'52"70で走れました。この記録会は実は練習の一環での出場で調整などはしておらず、2000mまでちゃんと走れればいいやという気持ちで臨み、調子が良かったのでそのまま走り切ったというようなレースでした。

こんなにも調子を扱いきれないことは初めてでした。今までは強化期間が終わったときの調子次第で、調整期間のメニューを変えて対応していましたが、強化期間の調子も大事にしなければいけないなと学びました。

というわけで、5月不調で関東インカレが終わり、なぜか6月の記録会でタイムを出してしまいました。
さて、6月になぜ3000mSCを走っているのでしょうか？それは全日本大学駅伝予選会に出られなかったからです。もう色々ぐっちゃぐちゃですね笑

ということで今回は関東インカレで上手くはいきませんでしたが、しっかりと成長を感じられた5年の4.5.6月の話でした。
さてここからは全日本インカレと箱根駅伝予選会へ！といきたいところですが僕が3000ｍSCで自己ベストを出している間にチームでは色々ありました。

次回は僕目線でそこらへんの話題に触れられたら…と思います。
ということで次回は勝負の夏編です。お楽しみに！！