記事一覧
イギリス研究者生活の苦悩
Royal Holloway, University of LondonでLecturerをやってます。昨年9月に現職に就いたので、もう半年になりますね。
ポスドクから大学の常勤職へのキャリアステージの変更は自分が想像していた以上に大変だった(現在進行形で大変)のでその辺に関してちょっと書いていきます。
経歴2018 上智大学卒業
2019 University of Kent卒業(修士)
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アカデミックイングリッシュのお勉強
今田です.前回に引き続き,英語に関する記事です.
日本生まれ日本育ち,最初の海外生活は21歳の時の交換留学(このときのスピーキングはかなり厳しかった)ですが,なんとかイギリスの大学で研究者やってます(今28歳).
今回は,アカデミアで生きるにあたって(自分が思うに)必要な英語能力,そしてこれまで自分がやった勉強について書いていきます.
日本人向けに書いてあるので,帰国でもともと話せる人とかそう
キビシイ結果でもまじめにやってれば論文にはなる話
高知工科大の今田です.
今日は,キビシイ結果の実験でもまじめに生きていれば論文として出版することができるという話をします.(社会心理学会第63回大会で発表した実験が出版に至るまでの流れの紹介になります.)
研究概要人はなんで自己の利益の最大化を差し置いて,他者や集団のための行動・他者や集団に配慮した行動(以下,向社会的行動)ができるんでしょうか.まぁ色々な理由があるんですが,その中の一つに評判懸
レジレポ初採択につきまして
ケント大学博士課程後期3年の今田です.この肩書をもうすぐ名乗れなくなってしまいそうで,少し寂しいです.
最近,Comprehensive Results in Social Psychology (CRSP)という,レジレポしか受け付けない雑誌に論文の採択が決まったので,自分が思ったレジレポの良し悪しや,感想について書いていきたいと思います.レジレポをトライしてみたいと思っているECRの人たちの
追試研究に参加して学んだこと③:追試研究は難しい、追試研究を出版するのはもっと難しい
こんにちは、ケント大学博士課程後期3年の今田大貴です。思った以上に色んな方に記事をシェアしていただいて少し気分を良くしたので続きを書こうと思います。
前回の記事を読んでいただいた方、追試研究をやったことがある方はなんとなくわかると思うんですが、追試研究って結構大変なんですよね。
「追試?昔の実験繰り返すだけってこと?もしかして、楽?」とか思っていた時期もあったんですが、昔の実験を再現するという
追試研究に参加して勉強したこと②:追試研究のいろは
ケント大学博士課程後期3年の今田です。
前回の投稿の続きになります。今回は、Heyman and Ariely (2004)の追試実験の論文執筆をする中で学んだ「(直接)追試研究のいろは」的なものと、豆知識的なものをまとめていきたいと思います。
なんでそれ?追試研究論文イントロでは、「なんでこの実験を追試したのか」を説明しなければいけません(Giladが生徒のために作ったレポートのテンプレート
追試研究に参加して勉強したこと①
こんにちは、ケント大学博士課程後期3年の今田大貴です。
Dr. Gilad Feldman (以下Gilad)が主導するMass Replications & Extensionsというプロジェクトに参加して、Heyman and Ariely (2004)の追試研究論文を執筆する中で学んだことを何回かに分けてまとめて、シェアしてみよう、という試みです。読む人いなかったらすぐ辞めます。
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