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19歳、はじめてクレジットカードをつくる

昨日買い物に行った先で、提携のクレジットカード(ポイント機能や割引サービスが特典としてついているもの)を使おうとしてびっくり!2019年で期限が切れている。

更新のカードが届いたはずだ。
ズボラな私のことだから、簡易書留で届いたその新しいカードを何処かにやってしまったのだ、ということは容易に想像できる。
ヤバイ。
ゴミとして捨てたのならいいけれど、誰かに盗まれていないだろうか、3年も過ぎてから気づくなんて、そんなに来ないこの場所のカードを持っている必要があるのだろうか、そもそも財布の貴重なカードスペースに3年間も使用できないカードが入っていたのかと思うと心がザワザワザワ…

支払おうとしてレジ前で固まった私に店員さんが「新しい、ポイントカードだけのものに切り替えできますヨぉ」と気楽に言ってくる。ちょっと頭にきたよ。あなたは、今私のカードをポイントカードに切り替えたら、もしかしたらあなたの実績になって、いいのかもしれないけれど、たった数ポイントのために、このカードにそんな安易な変更をしてこの先何か不便あったらどうしてくれるんだろう。そこを一生懸命考えているのに、目先の利益のために勝手に決めないでほしい。

「いいです、ポイントいらないんで、支払いだけさせてください」。

感じ悪い言い方をしてしまった。
でも、これは間違っていない判断だったとあとで知る。

すぐにカードカウンターに向かい、調べてもらうと、思った通り、クレジットカードは新しいものに更新されていて、私は確かに受け取っているとのことだった。
しかも、3年間利用は全くなし、貯まっているポイントもない、とのことで一安心。このタイミングでこれまでのカードを再発行するか、あるいは、新しくなった別の提携カードをつくり、こちらを解約するかの判断を迫られた。再発行してもそのカードは過去のサービスのものなので、メリットはほぼないとのこと。新しいものを申し込めばこれまで以上のサービスとアプリの活用、それに本日使用できるチケットがもらえるとのこと。なるほど、でもいい機会なので、切り替えることに。

ここぞとばかりに一緒にいた娘が、「私もクレジットカードほしい」と言ってきた。するとカード担当のスタッフの方が、お二人でお申し込みいただくと、チケットがもっとお得になります、と追い討ちをかける。家族カードではなく、子ども個人のカードをつくるなる。私の決断だけで。こういう時に、ひとり親は結構大変だ。責任を一瞬で背負う。

思えば私は、今の娘の年齢で、親元を離れて働いていた。ガンガン買い物もしていたし、いろいろなところに自分の判断でいろいろなところに行っていた。それが楽しくもあり、失敗もあり、学びもあった。ところが自分の子どものこととなると、囲っていたい気持ちがほとんど。まだまだ子どもだと思っているけど、そうでもなくて、クレジットカードのことだって、自分で調べていたようだった。信用できないわけじゃない。おかしな行動をする子でもない。あとは、私の気持ちだけなのかも。

さて、どうなることやら。
でも、とりあえずカードはつくっちゃった。
しかも法施行される前だったので、まだ、親の確認下でつくることができた。これが4月以降は親の同意なしでつくれることになるのかと思うと、一抹の不安は残る。いろいろなトラブル、あるんだろうな。

ちなみに、いただいた4000円分のチケットはあっという間になくなった。


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