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命を助けていただきました。

2月10日、重度の感染性心内膜炎で緊急手術を受けました。まさか人生で2度も、命がけの大手術を受けることになるとは思いもしませんでした。

手術の前日、娘と一緒に主治医から病気の状況や手術の説明、後遺症が残るかも知れないという話を聞きながら私は正直、今回はダメかも知れないと思いました。そして、この後、娘が帰ったらもう2度と会えないのかも知れないと思うと、悲しすぎて病室に帰ったら涙が止まらなくなりました。

私のためにではなく、娘のために、息子のために生きなければいけない。生きたい。生きよう。手術の日の朝を迎える頃には心が強くなっていました。

そして、11時間の手術の後、目を覚ますことができました。命を助けていただきました。

今もまだ痛みもあり、体の管は抜けたばかり。体力もずいぶんなくなってしまいましたが、それでもしっかり生きています。感染症や後遺症の心配もまだゼロではありませんが、それでも、ちゃんと生きています。

それだけで、幸せです。ありがたいです。

感染の危険を承知してまで車を出して私を病院に連れてきてくた友人。先回りして次に何をすればいいのかをいつも考えてくれた医師である友人。生活のことを支えてくれる人。仕事のことは心配しなくていいと言ってくれる仲間。すぐに受け入れてくださった神戸大学附属病院心臓血管外科、感染症内科、循環器内科、脳神経外科の先生方。そして、私の全てを支えて励ましてくれる家族。

奇しくも、2回目の大病でも私はどれだけの人に支えられているのか。たくさんの祈りと愛と、パワーをいただいていることを再び感じています。ありがとうございます。

そして、たくさんのお見舞いのメッセージを送ってくださった皆様にも、ありがとうございます。

これから暫く治療が続きます。退院は春、桜が咲く頃になりそうです。辛い時がもう暫く続きそうですが、それでも生きていることに感謝しながら、元気になったら今度は私が誰かのために何かができるように、今は回復に努めます。

ようやくご報告ができるようになりました。個別にメッセージができなくてすみせん。

よろしければ、引き続き私にエールを送ってください。

スキやSNSシェアだけでもすごく嬉しいです。サポートをいただけた場合は、娘・奈美と、息子・良太との美味しい思い出づくりに、大切に使わせていただきます。