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UNIQLOでスカジャンに1番合うトップスを探してみた

いつもの服でもスカジャンには合うと伝えたい

「スカジャンてどんな服と合わせればいいの?」

私が普段スカジャンの魅力を紹介する活動をしていて、1番聞かれるのがこの質問だ。スカジャンは主張が強い服なので、普段着ている服とは合わせられないと思うひとが多いのだろう。スカジャンを買ったら全身高級なアメリカンカジュアル(ヴィンテージ古着シャツなど)で揃えなきゃいけないの? というイメージもあるのかもしれない。

であれば、「できるだけ身近な服とのコーディネート事例を紹介する記事を書けば、ファーストスカジャン購入の後押しになるかもしれない!」と思った。テーマは「UNIQLOで1番スカジャンに合うトップスを探せ!」。もっと安いファストファッションのブランドもあるが、UNIQLOを選んだのはどの街でも比較的に手に入りやすいという理由からだ。

スカジャン攻略の鍵は首周り

スカジャンを着こなす上で1番難しいのは首周りだ。スカジャンの首周りの作りは襟自体にボリュームがなく、首元も詰まっているので、そのまま羽織っただけではおさまりが悪いのだ。

▲Tシャツにスカジャンを羽織った状態 首元がつまった印象

そんな弱点を補うには、首周りにボリュームを出せるトップスを選ぶのがポイントだ。今回はそんな首周りを気にしながらUNIQLOをグルグルまわって選んだ4着を紹介したい。一番簡単なのは前開きパーカーを着てしまうことだが王道過ぎてわざわざ紹介するほどでもないので、除外させてもらった。

ちなみに、スカジャンは黒別珍、パンツは黒デニムで合わせてみた。

その1 フランネルチェックシャツ

フランネルシャツ、いわゆるネルシャツはアメカジコーデの定番アイテムながら、作りによってはスカジャンに合わせにくい。UNIQLOのフランネルシャツは薄手でシルエットもスッキリしていて、スカジャンのジッパーを閉めても開けてもおさまりがよかった。

また色も豊富なのでスカジャンのカラーに合わせて選びやすいだろう。

▲レギュラーカラーは小さめで爽やかな印象

フランネルチェックシャツ(レギュラーカラー・長袖)
¥1,990+消費税

その2 ドット柄ブロードボタンダウンシャツ

スカジャンは「わかりやすく派手」なので、キレイ目なシャツとの相性がいい。コーディネート用語で「はずし」と呼ばれる合わせ方だ。こちらのシャツはスッキリしたシルエットにドットのアクセントがかわいらしく、コントラストが高過ぎない「はずしコーデ」が楽しめる。ボタンダウンなので首周りに程よいボリュームが出るのもうれしい。

▲ドットが入ることで事務的な印象にならない

エクストラファインコットンブロードプリントシャツ(ボタンダウンカラー・長袖)
¥1,990+消費税

その3 タートルネックニット

ニットの中でも首周りにボリュームがあるものといえばタートルネック。今回は薄手のオフホワイトをチョイスしたが(厚手が見つからなかっただけだけど)、スカジャンとのマッチングは抜群だった。スカジャンの持つ強さが和らぎ、レトロ感が引き出された印象だ。

▲個人的には、三島由紀夫と激論を交わしそうな雰囲気がグッときた

エクストラファインメリノタートルネックセーター(長袖)
¥2,990+消費税

その4 フワフワのフーディー

すでに自分の自撮りでおなかいっぱいだけど気を取り直して最後のアイテム紹介してみよう。ここまでやや無難なチョイスが続いたので最後はスカジャン着こなしの専門家? らしいアイテムを選んでみた。

防風ファーリーフリースフルジップパーカ(長袖)
¥3,990+消費税

だ! こちらのアイテムはおそらくアウターだと思われるが、私はそういう服の上からさらにアウターを着てしまうことをよくやる(マウンテンパーカーの上からテーラードタイプのジャケットを着るなど)。見た目はかわいいが機能性の低い服を表にして、機能性の高い服を内側に着るコーディネートだ。

スカジャンは昔の上着なので、現代の高機能アウターに比べると防寒性がかなり低い。そのままだと本格的な寒さのシーズンには着用が難しいので、防寒性の高い服と組み合わせる必要がある。そんな点でもこの防風ファーリージップパーカは頼もしい相棒といえると思う。問題はふわふわの仕様だが、これが普通にスカジャンの下に着られた。

ポイントはスカジャンのサイズよりもワンサイズに小さいサイズにすること。作りがゆったり目なのか179cmで普段L‐XLを着ている私でもMサイズが着られた。

▲とにかくフワフワでわんこみたいになれて最高

▲首元は閉めても開けてもしっくり(表情!)

スカジャン×UNIQLO めっちゃ楽しい

実は、私自身普段の服装は1年中 エアリズム+アメリカンプロレス古着Tシャツ+(パーカー)+アウター なので上半身の服を購入する時は、

1. スカジャンを追加購入する場合
2. どうしても欲しくなったアウターを購入する場合
3. プロレスの古着Tシャツを購入する場合

くらいだった。久しぶりに普通のトップスを試着してみてスカジャンコーディネートの幅の広さに改めて驚かされた。

UNIQLOではシャツだけでも様々なシルエット・襟タイプから選べる。そのほかの服も色やつくりが似た仕様の服でも複数タイプあるので、実際に試着しながら自分にぴったりなコーディネートを探すには最適だと思った。コーディネートいっぱい試せて楽しい。UNIQLOってすごい。あと着こなし紹介用の自撮りをスマホでするのはすごくむずい。

もちろん、ドブ板通りのスカジャンのお店でもコーディネートのアドバイスは受けられるので、迷ったらようこそ横須賀ドブ板通りへ!

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