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越えた一年でした。

大晦日に綴る2019年最後のnote。

振り返るとこの365日は、あらゆることを「越えた」一年だったと気づかされました

仕事面は毎年激動なんだけれども、今年はまた新たなフェーズに入ったなと。代表不在の期間がこんなにも長期間あったのははじめてだったので、悩みは尽きないけどひたすら手足は動かさないといけない状況で、本当に目まぐるしかった。

でも、おかげさまで、(ほんの少ししかわたしはわかってないんだろうけど)代表の苦労も体感できたし、組織そのものと支えてくれているスタッフみんなへの愛おしさが増しました。

あとから気づいたことですが、大切だと思う気持ちがわたしの何よりもの原動力なのかもしれないなあと。人によっては原動力が反骨心や悔しさだったりすると思うのですが、そういう気持ちがあまり持てない性分なんだと、最近思うようにもなりました。

人前で話す機会も多くいただき、自分の苦手を越えることができたなって思いました。どんな状況でも自分が学びを得たいと願い考え動けば、それ以上のものを得られるものだと、いろんな土地の人たちと触れ合うたびに思いました。

どちらかと言わずとも保守的なわたしですが、一年を通じて自分の殻を破ることができた気がします。環境が変われば、否が応でも人は成長を強いられる。幸いわたしはその時しんどさよりも楽しさが勝って、伸びやかに前を向けたようにも思います。本当にありがたいことです。

プライベートは予想外の連続でした。悩み抜いた末のわたしの答えは、何年何十年先に誰かのしあわせに繋がっていると信じています。

この間の悩みと学びは、わたしのこれからの礎になってくれるものだと思っています。そして本当に多くの人に支えてもらっているんだと思わせてもらって、何度も嬉しくて噎びました。

しあわせの萌芽をどんな時も見逃さない人でありたいし、大好きな人たちがずっと健やかに笑っていられるようなやわらかくあたたかい土壌づくりをしていきたい。そのために感謝も謝罪も進んで行う人になろうと思います。

そう思えるようになったのは、いろんな壁を乗り越えてきたからなのかもしれません。あとこれまでを一人で年末に振り返っていた時に、ノーマコーネットマレックの『最後だとわかっていたなら』を久しぶりに読み返したことも大きかったかな。

健康面の不安もあったけど、経過観察という形で大事には至らず本当によかったです。どこのお医者さんも信用できなくて、無駄に病院巡りすることになり結果的に医療費は嵩みましたが。笑

体は資本なので、違和感覚えたら即病院!!
病院嫌いだったんですが、これを2020年からは徹底します。

今年は仕事と個人旅で、20近い都道府県のいろんなところに行き、泊まりました。来年はどんな土地の、どんなものを見て、どんなことを感じられるか楽しみです。

来たる年がみなさんにとって、しあわせが光のごとく降り注ぐ素敵なものになりますように。

かなしみの深淵に身を置く日があったとしても、それがやさしい未来への布石だったと思える日が来ますように。

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写真は先日行った木と水と光のバランスが素敵だったお店のお手洗いにいた、小さな小さな大仏さま。見えにくい場所で微笑んでくれていて、嬉しくて今回のカバーに。

普段の自分ならしないことに、サポートの費用は使いたいと思います。新しい選択肢があると、人生に大きな余白が生まれる気がします。