投資で人間力を身に着けてお金持ちを目指す！その３

　そして、私は、お金持ちになるために、自己実現の方法や、お金持ちに関する本を手当たり次第に読み漁った。

　そんななかで、一冊の本との出会いが、私の心に、今でも、記憶に新しく残り続けている。

　その本との出会いというのは、本田健さんの、「きっとよくなる！」という本との出会いであった。その本田健さんの本から、私は、自分の好きなことをやること（仕事にすること）で幸せになれることや、豊かさは人の縁からやってくること（幸せに成功するために必要なのは人間力：人から応援されるということ）などを、教えてもらうことができた。

　そして、私は、実際に、本田健さんの講演会にまで、足を運んだ。

　その時、本田健さんとの握手会とサイン会をやっていたので、本田健さんの書籍をもってサインと握手をしてもらいに行ったときに、あいさつ代わりに私の名刺を「これが私のライフワークになると思います。」と言いながら、本田健さんに手渡すと、本田健さんは大きな声で、私と握手をしながら「本当にありがとう！」と言ってくれた。

　私は、そのことが、とても嬉しくて、それから、本田健さんの作品を、自分からすすんで、読ませていただくようになった。

　そして、ナポレオン・ヒル博士の本のことも、本田健さんの本から教えてもらった。ナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」や、「巨富を築く１３の条件」などの本を、実際に読んで、私は、さらに、なんとしても、お金持ちになりたいと思うようになったのだ。

　それから、私は、実際に、お金や投資についても学び始めた。その手始めとして、FP技能士資格の勉強を始めたのだ。そして、約１年間で、FP２級まで、取得できた。そして、その後、お金と投資と幸せについて研究したいと思うようになり、実際に研究も始めた。そして現在に至っている。

　私は、資産設計提案業務のファイナンシャルプランニング技能士である。そのため、幸せになるための投資による資産設計方法についての研究を始めたのである。

　研究の方法というのは、人それぞれであるが、私は、まず、仮説を立て、それを検証し、証明していくことで行う研究方法が、最も一般的な、研究の方法であると思っている。

 

　そこで、まず、私が行った研究は、「資産は、株式で積立てて作ることが、最も効率の良い資産形成方法である。」という仮説を立たうえで、それを検証し、証明する方法を考えることから、私は、研究を始めていった。