「経済力学」松尾浩一著　その１

　今まで、経済について学んできた人には、申し訳ないが、これまで、経済学者は、経済について、すべて、間違っていることを教えてきたという事実を、この「経済力学」を読んで、皆さんに知っていただくつもりで、この本は書かれている。
 
　これまで経済学者が論じてきた経済学は、すべて、間違っているという事実を一言で述べるのは非常に難しい事だが、なぜ、これまでの経済学が間違っていたかと言えば、これまでの経済学においては、「お金はエネルギーを持っている」ということについて、ほとんど無視してきたことにあると私は思う。
 
　つまり、お金自体がエネルギーを持っているため、そのお金のエネルギーをゼロにしたり、マイナスにしたりすれば、当然のこと、国家経済においてのマイナス要因となりうるのである。そのような状態を、これまで、３０年間以上も続けてきた日本経済において、現在の、国家経済の低迷は、実際にそのように形作られてきたのである。
 
　そして、これまで間違った経済学を実践してきた結果、今のような低迷した日本経済の現状があるということなのです。
 
　つまり、今現在の日本経済の低迷は、日銀の金融政策による経済のマイナス誘導によって、人為的に作られてきた国家経済であるということなのである。
 
　そのため、日本国民自体がどんどん貧しくなり、日本国家や資本家などの富裕層の人間だけが、大きな儲けを得ているといった、非常におかしな経済現象として実際にそれが現れているのである。しかもそれは、人為的にわざと起こされた経済現象であるということだ。
 
　なぜ、そのような経済現象を起こすことが可能になったのかと言えば、今の政府与党が、日本国家の最高法規である、日本国憲法を、一切、守ろうともせずに日本の国の政治を行っているためである。つまり、日本の最高法規である日本国憲法に反する政治を行い続けているために、このような、おかしな経済現象が、実際に起きているのである。そのような、国の最高法規に背いた政治を行うような政党を、実際に多くの日本国民が支持し続けてきたからこそ、現在のような、ほとんど成長すらしない、そして、実際に、おかしな経済現象をもたらすような日本経済になってしまったのだと言えよう。
 
　今のような、日本経済では、日本国民が一生懸命に働いたとしても、雀の涙ほどにしかならないような世の中に、実際にされているのですから、まじめに働いている人間の方がバカを見るといったことにもなりかねない日本経済の現状があるのです。
 
　そしてそれは、今現在の日本の政治が、多くの違憲立法に基づいて行われるようになっているために、日本国民のためには一切ならないような日本の国家経済に実際にされているからなのです。
 
　今の与党の政治家をよく見てごらんなさい。自分たちのことしか考えていないことがよくわかるでしょう？ 自分たちは平気で犯罪を犯しておきながら、逮捕すらされないために、それをいいことにして、政治家のまま、平気で、のさばり続けているのですからね？
 
　そのような、恥を恥とも思わないような、一人の人間として、非常に問題があるようにしか思えないような人間を、政治家として選んでいるのは、日本国民自身なのですからね？ そのような人間が、今の与党政党には、わんさかといるのですよ？
 
　つまり、今の与党の人間だけは、絶対に国会議員としては選んじゃダメってことでしょう？　そして、それがわかっていたら、なぜ、日本国民は、何度も同じ間違いを繰り返すのでしょうか？　そのようなときは、自分の考え方が間違っていないか、もう一度、考え直してみることが、本当は必要ですよね？
 
　例えばですが、経済学という学問自体が間違っている事実を、ここで、私は指摘しますが、この事実は、あの日銀の前総裁の黒田東彦氏が、全く気付きもしなかった、非常に大きな大間違いなのですが、それは、インフレ率という数値が、パーセント（％）で用いられていたこと自体が、大きな間違いだったのです。
 
　経済学におけるインフレ率という数値は、実際には、100分率のパーセント（％）ではなく、10,000分率（％^2）で本来であれば、表さなければならない数値なのです。しかしそれを、実際に、パーセントの数値として、経済学においては、用いていたわけですから、実際に100分の一の数値で用いていたことになるのです。なぜならば、本来は10,000分率の数値のはずであるため、100分率を、さらに、もう100分率するためには、実際にその数値に、さらに100を掛けなければならないのに、それをせずに、そのまま用いていたため、実際にインフレ率は、100分の一の数値で用いられていたことになります。
 
　例として、1はパーセント表示（％）で表した場合には、100パーセント（％）なので、1に100を掛けるとパーセント表示で表せることになります。つまり、実際には、インフレ率は10,000分率（％^2）で表されなければならない数値なので、本当であれば、その数値に、もう100を掛けなければならないのですが、それをしていないために100分の一の数値で表されていたことに実際になりますよね？
 
　このような、日銀の前・黒田総裁は、非常に大きな大間違いを犯していたために、今現在の大きな物価上昇に、全く気が付かなかったという、本当の大バカ者なのですよ？
 
　このように、経済学という学問が、実際に間違ったことを教えている事実を、私は指摘しましたが、皆さんは、どのように思ったのでしょうか？
 
　皆さんが、これまでの自分の考え方が間違っていたと思えば、自ら改心することで、今現在の日本の酷すぎる政治を変えることを可能にすることも実際にできると、私は、思うのです。