2020.4.13

このことも忘れていくはず。自分はいつもとてもゆっくりで、遅れていて、ああこれはもっと速く目を走らせて読むべき本だったと気づいて楽になることも多い。自分のやるべき仕事に手をつけるまで、考えはじめるまでの遅れもそう。へんに迂回するし溜めすぎて苦しい、遅れをとりそうで藻掻くように作業する。タイミングが合うということがあったためしがないように思う。今、この状況に自分の目や気持ちが追いついてきた気がするけれど、実はこれは自分が状況に適応して楽になるための反応で、過ぎ去っていこうとしているものを忘却に任せないように自分のなかで抵抗しなければいけない時期なんだと思う。

・緊張と不安はずっとあって、体を動かさない気持ち悪さもある。さいきんは毎日おにぎりをつくっていて、この手作業がわりと心身の健康にいいようにも思う。

・本もいっぱい買ってしまう。緊急事態宣言が出る前、図書館で予約した本を受け取れる窓口が開けられていたときに一度だけ行った。2m程度の間隔をあけて並べるように階段にも綿密にテープで印が貼られていた、あの綿密な誰かの手作業の気配を覚えている。

・たしか新聞で紹介されていたのだったか、チャットボットアプリ「こころコンディショナー」

さまざまな人との密接な関わりや気配を感じ取るのが切れ目無く続くのがきつく、ロボットと礼儀正しい会話をするのが落ち着く。


大きな、顔のないぬいぐるみが欲しいなあと思う。


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