さわらぎ寛子/コピーライター・著者
「苦手」があってもうまくいく人の思考法
見出し画像

「苦手」があってもうまくいく人の思考法

さわらぎ寛子/コピーライター・著者

 

「文章を書くのが苦手です」
「思っていることを言葉にできない」
「人前でうまく話せない」
「伝えたいことが、うまく伝わらない」
「発信をしても、集客につながらない」

 私のところに相談に来られる方が、よく言われることです。

 自分のことを「うまく言葉にできない」「文章が書けない」と思い込んでいるのです。

 

苦手の「主語を大きく」捉えすぎると動けない

 

人は、よく、「私はこれが苦手です」と言います。
「苦手なことを無理に克服しなくてもいい」という論も最近よく聞きます。

 
確かにそうだと思います(苦手なことよりも得意を生かした方がいい)。でも、「苦手」の主語を大きく捉えすぎていると、非常にもったいないのです。

 たとえば、「書くのが苦手」「話すのが苦手」「言葉にするのが苦手」などです。
 

「書く」にもたくさんの種類があります。

 □ 自分の思いを、日記として、誰にも見せずに書く。
□ 仲の良い友達に手紙を書く。
□ Twitterに140文字以内で書く。
□連絡事項を箇条書きで書き出す。
□ ブログやnoteなどにある程度まとめて書く。
□ 報告書や提案書など、公的な資料を書く。
□ プレゼンのスライドを作る。
□ エッセイを書く。
□ 小説を書く。

 同じ「書く」でも、求められるものは、全く違います。

 

ちなみに私は、報告書や提案書など、公的な文書は書くのも読むのも苦手です。

税務署や市町村から会社に送られてくる文書は、読んでも意味が全く分からないので、専門家の人に全てお任せしています。文字が黒い塊にしか見えないのです。

 
文章を書くことを、23年間も仕事にしていますが、
「市役所に提出する〇〇書類を作ってください」
「なんとかの申請書を作ってください」
みたいな仕事は、絶対できません。

 子供の学校から配れれてくるプリントも読めないので夫に渡すようにしています。(夫は普通に読めるようです)

  

書くことを教えているから、なんでも書けるんでしょ? と言われることがありますが、

公的文書は全く書けないし、小説も書けません。日記や手紙も別に得意ではないです。

 

 そう考えると、「文章を書くのが苦手」「得意」を、ざっくりと主語を大きくして捉えてしまうのはもったいないのです。


 セミナーや相談会に来られる方から、「読書感想文が苦手でした」とか「小論文や卒論が書けませんでした」と言われることがよくありますが、読書感想文や論文と、SNSやブログに書く文章は、全く違います。べつものなのです

 

 

今の自分を変えずに「できていること」に目を向ける

 

「苦手なことはしなくて良い」という最近流行のフレーズ。

これ、主語を大きくしたまま、間に受けると、非常にもったいないなと思います。

 

たとえば、「人付き合いが苦手」だから、人と関わる仕事は避けよう、人と関わらないで良い仕事を選ぼう、と思ったとします。

 でも、「人付き合い」にもいろんな種類があるのです。

 

初対面の人と話す、
気心知れた人と話す、
では全く違います。

目の前にいる人と話す、
目の前にいない人と文章を通してやりとりする、
全く違います。

 少人数の人と深い関係を作ることと、
多くの人と関わっていくことでは、
求められる素質も能力も違うのです。

 


「文章を書くのが苦手」「話すのが苦手」なども同じです。

●苦手なのは、具体的にはどんなシーンなのか?
●どんなときなら、比較的うまくいくのか?


ひとりに向かって話すのはできるけど、大人数に向かって話すのは苦手とか。

目の前に人がいれば話せる。動画撮影など相手が見えない場面が苦手。とか。

やさしく聞いてくれる人になら話せる。聞く気がない人に向けて話すのが苦手。とかとか。


分析していくと、必ず「ここなら既にできている」という領域を見つけることができます。

 

「書くのが苦手」「話すのが苦手」と漠然と思っていては、嫌嫌それをしたり、それを避けてしまうことになり、非常にもったいないのです。

 

 

「苦手」を克服しようとするのではなく、「苦手」を細分化して捉えて、「既にできていること」に目を向け、そこを伸ばしていく。

 


 

 

「苦手なことはやらなくて良い」と思っていた方は、一度、自分が、もったいないことをしていないか?振り返ってみてください。

 ダイエットでも、ビジネスでも、人付き合いでも、なんでも同じだと思います。

 

 

「書くのが苦手」
「話すのが苦手」
「書けるけど話せない」
「話せるけど書けない」
「思いをうまく言葉にできない」という方へ、

 
自分の価値を言葉にして、自分だけのビジネスを作っていく方法をお伝えしています。




言葉で仕事をつくるメルマガ

さわらぎ寛子の書籍


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
さわらぎ寛子/コピーライター・著者
『キャッチコピーの教科書』6刷、『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』3刷等、4冊の著者。 「言葉で仕事をつくる」をテーマに、講座やセミナー、企業研修をしています。 HP:https://www.kotoba-works.com