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「自己紹介」、何をどう伝える?

オンラインでも、リアルでも「自己紹介」をする時。
何を、どんな順番で伝えますか?

初対面の人に、自分を覚えてもらい、今後につながる「きっかけ」。

自己紹介で、出会いは決まる。


アイタタ自己紹介① えっとぉ、で終わる

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もったいない自己紹介の例。

たとえば、「ひとり30秒で自己紹介お願いします」とふられて、何も考えていなければ、「えっとぉー、あのー、えー」で、15秒があっという間に経ってしまう。

そのあと、名前と、住んでいる地域と、よろしくお願いしますぅ、と言って終了。

何も残らない。

アイタタ自己紹介② 謙遜しすぎ


「今は何もやっていないんですけど」
「ただの主婦です」
「ふつーの会社員です」
「特に話すことはないんですけど」

冒頭にそう言われると、聞いている方は「この人、この場に興味ないのかな」「この場を楽しもうとはしていないな」と思われてしまいます。

やる気ないのかな、と。

本人は、謙遜しているつもりだったり、本当に何もいうことが思い浮かばないのかもしれません。

でも「言うことがない人」なんていないのです。

「ただの主婦」「普通の会社員」なんてどこにもいないのです。あなたは、あなたしかいない。


アイタタ自己紹介③ いきなり売り込み臭

かと言って、いきなり自分のビジネスの売り込みを始める人も、「うぉぉ」と引かれてしまいます。

「弊社の商品のポイントは!」
「私のやっているコンサルの他の人との違いは!」

・・・・いま、それ話す場ではない。


アイタタ自己紹介④ 話がどこに向かうか不明

「私は、北海道で生まれて、3歳の時に九州にいって、あ、その時は福岡だったんですけど、小学校に入学するときに熊本に引っ越しまして、それから高校、えっと、2年だったかな?で東京に、いや、東京と言っていますけど、本当は・・・

その話、どこに向かっているの? 30秒って言われたのに、もう1分ぐらい話してない?


自己紹介の基本の考え方

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誰かに何かを伝える時の基本は、
「相手が知りたいことを、相手が知りたい順番で伝える」

これに尽きる。

いま、相手が、何を知りたいと思っているか。どんな順番で伝えればわかりやすいか。

それを考える。

いきなり、その場で、話を振られても、焦ってしまうだけなので、自分の中に「テッパン」を2・3パターン用意しておくといい。

鉄板の自己紹介を、持っておいて、ちゃんと練習しておいて、その場の参加者さんや、制限時間や、場の雰囲気や、流れによってアレンジする。

いきなりすごいことを語ろうとするから、頭が真っ白になるのだ。

自己紹介の基本の流れ

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自己紹介の基本の流れは、

・名前、肩書き(職業名)
・キャッチコピー(その一言で自分が伝わるもの)
・現在の仕事や活動
・過去(仕事を始めたきっかけや思い:簡潔に)
・未来(これからやりたいこと)
・相手にしてほしい行動(フォローしてとか〇〇を見てとか)

これをつくっておけば、1分ぐらいなら、このまま話せる。

相手によって、内容をアレンジすればOK。たとえば、初対面の仕事の相手には、こんな内容。自分がするセミナーでは、こういう内容。保護者会やPTAの会合ではこういう内容、

その場その場でアレンジできるように、テッパンを、2・3個持っておく。

60秒、30秒、15秒。口に出して練習してみよう。

そして、人の自己紹介を聞く時があればチャンス。どんな自己紹介なら、自分はその人に興味を持ったか。どんなキーワードが入っていたか?話し方は?目線の動かし方は? チェックしておこう。


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