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【柔軟な適応力で、変化の波をうまく乗りこなす】双子座下弦の月_20240826

皆さま、こんにちは。

自分を知り、宇宙からの応援を受けて、自分の人生の波に乗って、夢をかなえていく、占星術師の齊藤寛子です。


8/2618:26双子座下弦の月を迎えます。

テーマは「柔軟な適応力で、変化の波をうまく乗りこなす」です。




1.水瓶座満月からの振返り

水瓶座満月(2024/8/20)から1週間が経過しました。

獅子座♌/太陽と水瓶座♒/月の満月に対して、牡牛座♉/天王星がTスクエアの頂点となる、不動宮のTスクエアが出来上がっていました。

獅子座シーズンの初期に出来上がった、獅子座♌/太陽×水瓶座♒/冥王星180度の天体配置を思い起こさせる満月で、新しいステージに向かうために、重い腰を上げて、これからの自分に必要のないものを思い切って手放す決断をした方も多いのではないかと思います。

また、満月の前日には、逆行中の獅子座♌/水星が獅子座♌/太陽と重なる水星の新月を迎え、新たなアイディアや希望がどこからともなく舞い降りてきたことで、ここから進んでいきたい道のりを思い描くのにもまたとないときでした。

水星が西方最大離隔を迎える9/5頃にはそのアイディアを具現化しやすい状況も整っていくはずですから、焦らず、本当に大事なことのためにエネルギーを注いでいきましょう。



月相のサイクル

トランジットの月は約1ヶ月かけてホロスコープを1周しますが、今回は4分の3を経過した、下弦の月のタイミングになりますので、水瓶座満月で一度形になったことを見直し、不要なものを手放しするタイミングです。

双子座は、知性とコミュニケーションを司る「水星」をルーラーに持つサイン。

知的好奇心旺盛に、様々な情報を集めることで、私たちの可能性が広がっていきます。

今はちょうど、ルーラーの水星が逆行中ということもあり、集めっぱなしですっかりほこりをかぶってしまった情報にもう一度触れる機会も出てきているかもしれません。

知識を常にアップデートしていくことは大事ですが、時に立ち止まり、自分の手元を見つめ直すことで気付けることもたくさんあります。
世の中に現れる新商品も全くの新しいものというのはほとんどなく、多くは何かと何かが掛け合わさって生まれてきます。

ゲーム感覚で、あなたの手元にある情報Aと情報Bを組み合わせてシミュレーションしてみるのも良さそうです。

  • 新月:心の中にある願望を意識化する

  • 新月期間:新月の目標に向かい、一直線で実行する

  • 上弦の月:決断を下し、行動に移す

  • 上弦の月期間:新月の目標に向けて軌道修正し、完成を目指す

  • 満月:物事が完成し、結実する

  • 満月期間:客観的な視点で、完成後の見直しを行う

  • 下弦の月:不要なものを見直し、手放す

  • 下弦の月期間:内省し、社会のために貢献する



2.2024年双子座下弦の月図

下弦の月図

2024年双子座下弦の月図

双子座♊/月(3ハウス)は乙女座♍/太陽(6ハウス)とスクエア(90度)の緊張関係にある一方、水瓶座♒/冥王星(11ハウス)とはトライン(120度)の調和角を形成しています。


太陽が目的、月が手段と考えると、

乙女座♍/太陽は、誰かをサポートしたり、人や社会に役立つ何かを提供することで、自己表現し、自己の存在を確立することを目指します。

一方、双子座♊/月は、身の回りの面白そうなことを見つけ出して、それを流通させたり、新しい情報を収集して、それを通して身近な人と交流したり伝達することで、太陽の目的を達成しようとします。


いずれも、知性とコミュニケーションの星「水星」をルーラーに持ち、周囲の環境や人に合わせて、柔軟に変化できる「柔軟宮」という点が共通しています。

ただし、「風」のエレメントに属する双子座はその知性を活かし、知的好奇心旺盛に世の中の様々な情報を集め、私たちの可能性を広げていく一方、「地」のエレメントに属する乙女座は現実性を重視し、持ち前の分析力で要不要を判断し、身の回りを秩序だった美しい世界に整えていこうとするという違いがあります。


いま、ちょうど拡大発展の星「木星」が双子座に、縮小整理の星「土星」が魚座にあるため、双子座の領域で何かが拡大していく一方で、魚座の領域からストップがかかるストレスフルな状況にあるのと似ていますが、外に広がっていこうとする双子座のエネルギーと、内側でしっかり形にしていこうとする乙女座の相反するエネルギーのぶつかり合いはあまり心地よいものではないかもしれません。

それでも、私たちの身体が緊張と弛緩を繰り返しながら、バランスを取って鍛えられていくように、私たちが取り扱う情報や物事も広げたり、無駄を省いていくことで、より精度が高まり、ピカピカに光るダイヤモンドのように磨かれて美しいものに仕上がっていくのだと思います。

とはいえ、何でもかんでも完璧に美しく磨こうとしたらキリがないですから、何か一つ「これは」というものに焦点を絞って、そこを徹底的に磨くことで、それに関しては右に出る者がいないくらい精度を高めることができたら、あなたが提供する価値やサービスを必要としている人へとあなたの真心が届き、あなたの存在感を示すことができるでしょう。
それは、カリスマの星「冥王星」が双子座♊/月にトラインの調和角にあることにも表れています。

どうぞ、あなたなりの感性で、試行錯誤を繰り返しながら、美しい世界を築いて、世の中に秩序をもたらしていってください。


サビアンシンボル

さて、今回の双子座下弦の月のサビアンシンボルを見てみると・・・

💎乙女座♍/太陽は乙女座4度「白人の子供たちと遊ぶ黒人の子」

❤あらゆる差別や迫害などをなくすために人道的な活動に関心を向ける
❤偏見を持つことなくコミュニケーションする
❤誰に対しても誠実で道徳的で真面目に接する

💎双子座♊/月は双子座4度「ヒイラギとヤドリギ」

❤感情で知識を紐づけて記憶に定着させる
❤知性で日常を楽しむ力を発揮する
❤現実を支配する大衆心理や犯罪者の感情的背景など人の心理がもたらす作用に興味を示す


4度は1度でスタートしたことが定着する度数。

双子座であれば、様々な情報に触れ、素直にそれを受け入れ、物事を思考することができるようになったことで、集めた情報を必要な時に取り出して、上手に使いこなすことができるようになります。

そうやって、色んなものを受け入れ、取り出す素地ができているからこそ、乙女座4度が目指す、誰に対しても偏見を持つことなくコミュニケーションを図ることができます。

夏もそろそろ終わりに近づき、季節が移ろいゆく中で、目の前の状況もこれまでとは変わっていくことでしょう。

そんな中でも、あなたの中にはそれらに臨機応変に対応できる素地が出来上がっています。

その柔軟な適応力で、うまく変化の波を乗りこなしていけますように🌊



それでは、素敵な下弦の月をお迎えください♡





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