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EC社長時代noteまとめ(2016−2019)

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noteをはじめた2016年から事業譲渡をする2019年までのnote。一番最初に投稿した記事がnote公式マガジンに登録して頂いたようです。感謝。
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記事一覧

代表辞めて、事業譲渡しました。

随分ながーくnoteを放置してしまいまして、(でもよく皆さんの投稿は見にきてたの)また少しずつアップをしていきたいな、と。 noteは、EC運営について感じることをメモ代わりに書き溜めておこうと2016年に始めました。 だけど日常業務に忙殺されて、気がついたら閲覧専門になっていました。 今でも一番アクセス頂いているのが、3年以上前に書いたこれ。いつのまにかnote公式マガジンに登録して頂いていたみたいで、自分の経験が少しでも誰かの為になったのかな?と嬉しく思います。 E

かっこいいお店って何ですか?ネットshop運営をして分かったこと。1/4

ブログに書くのもなんだけど、どこかに残しておきたいとを書いておこうと思います。まずはウェブショップ運営の話。 私はブランドとウェブショップ運営をしているので、どうやって独立したのかや、スタートアップの相談をよくされます。26歳のときにスポンサーも銀行融資も無しの自己資金のみで始めた。(今は融資受けてるけど) 先日、ある人にブランドを立ち上げてネットで売りたいから話を聞かせて欲しいと言われた。私ごときの経験が役に立つならとお話をしていたら、以前の自分とその方が丸かぶりすぎて

かっこいいお店って何ですか?ネットshop運営をして分かったこと。2/4

2:ネットshopは世界観よりSEOの方が大事? ネットshopをつくる際に悩むこと。「デザイン性とSEO、どっちを優先するべきか?」 デザインも素敵でSEOもしっかりのショップが一番良いけど、この2つはなかなか噛み合わないことの方が多いというのが実際にやってみて分かった。リアル店舗やサロンがあるならデザイン重視のネットshopを作って、ブランドサイトもかねるのが良いように思う。 もしネットshopのみの場合、SEOを意識したサイトづくりで始めた方が売り上げにつながりや

かっこいいお店って何ですか?ネットshop運営をして分かったこと。3/4

3:細かなトライアンドエラー(試行錯誤)とスピードが大事 これはネットshopだけではなく仕事全般に言えることだけど、トライアンドエラーのスピードがすごく大事。物販は季節だけでなくその日の天気によっても売上が左右される。状況に合わせて迅速に判断し、施策をうっていくこと。 これは地道な作業の積み重ね。繁栄店は細かな更新や修正がマメで見ていてすごく勉強になる。季節や月ごとではなく、天候や時間帯によってバナーを変えるお店もある。 私は、毎日全国の天気を気にしている。天気の話題

かっこいいお店って何ですか?ネットshop運営をして分かったこと。4/4

4:賑わいの作り方 お店は賑わいが大事。店舗やレストランはお客さんが集まって賑わっている光景がすぐわかる。だけどネットshopはお客さん同士の様子は見えないので、賑わいをだしていくのが難しい。 賑わいが分かりやすいのがレビュー。着用画像や使用画像を投稿してもらう方法もある。ネットshop経験者なら感じたことがあると思うが、レビューを投稿してもらうのは以外と難しい。ものすごくファンでいつも商品を購入してくれるお客様でも、レビューは絶対に書かないスタンスの方もいる。 レビュ

30代女性起業家達の本音・結婚できない女の裏側

「本当は、結婚がしたい」起業して7年。気づけば自分の周りにはOLより起業している友人の方が圧倒的に多くなっていた。オンナ30代。もっと成長したいし、まだまだ挑戦もできる。自分で仕事をするのはどういうことなのかがわかってきて、OLでは経験できないであろう"酸い"も多少味わった。 普段イキイキと仕事の話をしている起業家女性が会話の途中急にうつむき、力なさげにつぶやいた。 「本当は、結婚がしたい。」 あぁ、なんか元気がないと思ったら。起業してプライベートも遊びも我慢して必死に

今の時代、メルマガは必要か?

答えは、ネットショップには必要だと思う。 SNSが発達し、メルマガは一昔前の手法になった印象だ。 だけど、ネットショップなら絶対やるべきだと思う。SNSやLINEが主流になりメールを使わない人が増えている現在でも、わざわざメールアドレスを入力して登録をするということは、そのショップの情報を欲しがっている。欲しがっている人に対して、情報発信しないのはもったいない。 「うちのメルマガ、全然コンバージョンしないんですよ〜」という方がいるが、よく話を聞くとその人自体が他店のメル

米・NASTY GALが破産申請

今朝は自分的にちょっと衝撃的なニュース。(と言っても、数日前に公表されていたようですが...) アメリカのアパレルブランド「NASTY GAL」が破産申請。うちも参考になると思うよと教えてもらって以来、よくチェックしていたのだけど・・・今っぽいってこういうことだよね、とお勉強させてもらっていた。 彼女がモデルになった映画マイ・インターンは、ウェブショップ運営の身としては本当に面白かった。同じ職種だからこそわかる色々な苦悩が垣間見えて、ボロボロ泣きながら見た映画だったなぁ。

自分磨きとは耐えること

私は、外見重視で使われる「自分磨き」という言葉があまり好きではない。異性に対して見た目だけのアピールとか、どうも薄っぺらく感じでしまう。先日ある業界系の経営者の方と話していときにこんなことを言っていた。 『大切なのは自分磨きじゃなく耐えること。芸能の仕事は自分よりキレイで才能がある奴なんて山ほどいる。自分の番が回ってくるのは3年後かもしれないし5年後かもしれない。10年経っても回ってこないかもしれない。腐らずに耐えるのが覚悟だ。』 なるほど、これはどのビジネスでも同じでは

本気でやったらネットshopもお金がかかる話

ネットショップを運営していると、必ず言われることがある。 「ネットだとお金がかからないからいいですよね」 確かに実店舗出店に比べると、遥かに低予算で始めることができる。ただ、ネットショップも本気でやろうとするとかなり費用がかかるのだ。自分一人で始めたとしても、生活していくだけの利益を出すのは簡単ではない。今回はネットショップとお金のお話。 ネットショップ運営には、ざっと以下の費用がかかる。 1,仕入れ、2,広告宣伝費、3,撮影経費、4,外注費、5,荷造運賃、6,物

実例から学ぶ!外注と社内作業の振り分けで気をつけるべきこと

ネットショップ運営をしていると、必ずぶつかる壁がある。そのひとつが、どの作業を外注してどれを社内で行うのかだ。 約5年間、1人でネットショップを運営してきた。(今は頼りになるスタッフが数名いる)売上が増えてくると、必ず一人では運営していけない時期がくる。その時に迷うのが、スタッフを入れるのか外注先を増やすのか。 何を売っていてどういう形態でやっているのかでも変わるが、個人的な意見としては一気に社内スタッフを増やしすぎない方が良いのではと思う。ここでそれぞれのメリット・デメ

いざとなれば1人になってもいい、という勇気

「いざとなったら、少しの間1人でもやっていけるという気持ちでいろ」 20歳で店長になったときにある方に言われた言葉。当時は「まじかぁ〜、店長って大変だなぁ〜」位にしか思わなかったけど、今になってこの言葉の意味がよくわかる。 ある時スタッフと関係を上手く築けなくて悩んでいた。相談できる先輩もいないし、他店のスタッフにも相談出来ない。お昼はいつも休憩室で1人で本を読んでいた。周りは、女の子同士の仲良しグループが何個かあって楽しそうにお喋りしているけど、その輪の中には馴染めずに

一緒に敵を倒す仲間と、背中を任せる仲間

知人の会社にちょっと問題社員がいて、その社員さんは120%頑張って仕事をしているんだけど、周りの言うことを聞かないで自分の考えだけで突っ走ってしまうというタイプの人だった。だけどやる気は人一倍。 こういうケースは非常に難しい。 やる気があるとういのは素晴らしいことだし、うちにみたいなクリエイティブなことするような仕事は、愛情がないと作れない。だけど恋愛と同じで、どちらか片方の愛だけが強すぎたり、違う方を向いていては上手くいかない。 「ブランドはこうするべき」「会社はこう

最近、私の周りでよく聞くクラウドサービス

最近、私の話周りでよく聞くクラウドサービスや気になっているものをまとめてみました。 アパレル業界周辺 ・sitateru(シタテル) 国内縫製工場の小ロットオーダーを実現したクラウドサービス。使い方によってはすごく良さそう。私も先日登録してみました。小ロット工場って探すの以外と難しいし、小規模でやってるブランドは生産背景の新規開拓までキャパが回っていないことが多い。 ・SDファクトリー こちらも同じく縫製のクラウドサービス。工場だけでなくパタンナーさんも探せる。sita