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予防接種

注射の季節がやってきた。この時期になると毎年、注射を嫌がる息子に頑張らせる方法を模索する。当日に突然注射の予定を告げると我が息子はパニックを起こしかねないので、毎回準備が必要だ。

4歳の時は、母子手帳を見せ、「すごいよねー!知ってた??今まで○っちゃんは、生まれてから35回も注射してるんだよ!もう、もはや注射のプロだね、かっこいいわ!」と。一緒に注射した数を確認するや、「え?これ全部、○っちゃんが??」と驚きと誇らしい表情をした顔を私は見逃さなかった。いける!当日、無事ことなきを得た。翌日、保育園で注射で泣かなかったこと、頑張ったことを会う先生方に報告してまわり、褒めてもらっていた。笑

4歳の注射の後、注射の痛みと恐怖を覚えてしまった5歳。2日前から注射をすることを告げると拒絶。想像して泣いていた。いざとなったらやる男はかっこいいと息子が大好きな鬼滅の刃のキャラクター、我妻善逸に例え、説得を試みた。そして今年も先生にたくさん褒めてもらおう!と。当日、診察室に呼ばれると突然怖気だした息子は、満席に近い待合室を2周逃げ回った。私はひきづりながら息子を診察室に連行した。もう逃げられないことを悟ると、お医者さんに「早いとこやってください!!」と顔を背けてまくられた左上を突きした。そして「つよくぅ〜なれる〜りゆうをし〜いった〜😖」と紅蓮花を歌い出した。 自分で乗り越えられた息子はまさに 実写版、我妻善逸だった 笑

今年はもう今までがきっと通用しない。どうしたものか。。。