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想像以上に たわわ でした。

今、掛川では素敵なチームが動き始めています。


どこから話せばいいのだろう。
2019年3月、僕はシンガポールにいて、St.Luke's Hospitalという地域密着の病院を見学していた。日本は高齢化率世界1位!という看板を引っさげての訪問である。

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だけども、病院に来た人だけをケアすれば良いと思っていた自分のとって
「市民のニーズに合わせて病棟機能をアップデート」
「高齢化について次世代の人に知ってもらう活動」
「地域の施設への知見の共有や介護予防活動」
「障害を持った方や高齢者の社会的な役割の創出」
をすでに当たり前に実践してるこの病院の方針に感銘を受けた。

あれから2年以上が経ち、みんな気づいてないかもしれないけど、僕の眼鏡も2回世代交代している。


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2021年11月、僕は静岡県の掛川にいて、340床の病院長をしている。
シンガポールでみた、地域の架け橋になるような病院になれたらと夢みている。

夢をみていたら、少しずつ素敵なことが起こり始めた。

かけがわ介護予防横断会議なる堅い名前の集まりを始めたところ、少しずつだけど、貴重なご縁を頂いている。行政の方々はもちろん、地元企業やNPOの方々、更には名だたる大企業の地方創生担当の方々まで。そしてSNSで繋がり掛川に移住してくれた医師も!

何もないと思っていた静岡の小さな街で、
「人と人とのつながりが介護(フレイル)予防になる!」
という仮説をたて、遊び心を忘れず、色んなバックグラウンドの大人たちがトークを交わしている。


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そんななか、ひっそりこの会に参加してくれていた当院の女性職員から素敵な提案を頂いた。 

『かけがわ介護予防横断会議の名前を、たわわにするのはどうですか?』

半強制で議事録を書いてもらっていて申し訳ないなと思っていた彼女の手には、たわわのロゴマーク案がいくつか描かれたスケッチ用紙が握られていた。院内では市民権を得ていないこの活動に、たくさんの思いが豊かに実るようにと思いを込めてくれたことがとても嬉しかった。

つまり、たわわというネーミングは、僕がちょっと不埒な気持ちで付けたものではなく、掛川に新しいつながりを創りたい!というたくさんの方々の思いや、そのつながりが豊かに実ってほしいという清らかな願いから生まれたものなのである。


そんなたわわメンバーが送る素敵な企画を紹介させてください。

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11月28日(日) 14:00-   YouTube Live配信にて カケガワトーク開催します。 たわわメンバーが、堅くなりすぎず、とはいえ掛川市共催というプレッシャーを感じながら遊び心を忘れないトークを繰り広げたいと思っています。 良ければ以下のWEBページから参加ください。

チラシもWEBページもメンバーで手作り。Live配信も手作り感満載となるかとは思いますが、温かく見守って頂ければ幸いです。そして、自分も何か一緒にやりたい!という方がいらっしゃいましたら是非お声がけください!

題名をみて、何かしらの期待をもって最後まで読んでいただいた方に対し厚く御礼申し上げます。 皆様の想像以上の大きな実りになりますよう頑張りたいと思います。

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