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VoTにVoTニュウした。

訳すと
”Venus of TOKYOに没入した。”
です。

私は幼少期に新体操を習っていたこともあり、ダンスが大好きです。
バリバリTK世代の自分は、小室ファミリーやアクターズスクール出身のグループのダンスをコピーしたり、
深夜のダンス音楽のチャート番組を見てはウズウズしている思春期でした。

高校生から本格的にダンスをすれば良かったものの、紆余曲折あり、
好きなまま止まりで、学生になってからスタジオ通いたいとか思っても実行に移せず…

そんなこんなで、大学卒業して乗船したピースボートで参加したミュージカルが火付けとなり、
やっとこさ、ジャズやアフリカンなど、いろいろなダンスを習うようになったのだけど。

そんな中で「絶対DAZZLEは好きだと思うから、一度見てみて」と言われ、
YouTubeで動画探したらドンピシャで。
自分が理想とする動き、音のハメ方、空気の作り方…
「このスタイルを習いたい!」と思い続けて1年半後の2012年、ついに体験レッスンを受けたのです、達也さん(以下:先生)の。

今でも忘れない初回のコンビネーション…激ムズ。
でもめちゃくちゃ好きな振り付けで。出来ないのが悔しくて。
終わった後に先生から「でも踊れてたよ」という一言に調子に乗って、移住前までレッスン通い続けた4年半。

移住してからも、帰省のタイミングでレッスン行けそうだったら参加して。
去年は一番通ってたスタジオがオンラインレッスンやるようになったから、家でzoomつないで踊りまくって。(残念ながら終わってしまったけど)

DAZZLEの舞台を見に行くためだけに、弾丸で飛行機とったこともあったなぁ…1泊2日で見て帰る、みたいな。

それだけ、自分にとっては影響のある先生。
もっと早くにダンスを選んでて、もっと練習積んでたら、
一緒にショーケースでた仲間みたいに、DAZZLEの舞台に出れてたのかもしれない…とか、
もっとダンスができる道があったかもしれない…とか、
そんなことも考えたりするけど、

やっぱり私は「パイプ役」の方が活きると思ってます。
ダンスなどのエンターテイメントと日常を繋ぐ役。
そしてそのポジションの方が、自分がお世話になった方々の役に立つと思うのです。

正直、アートやエンタメは必要最低限の生活をするには必要ないものだけど、豊かな生活や、世界に「彩」を加えるためには、必要不可欠なものだと思う。

そして、その「彩」を感じられる力というのが、これからを生きていく創造力や柔軟性につながると思ってます。

で、「Venus of TOKYO」です。


それはDAZZLEがプロデュースした、現在お台場のヴィーナスフォート内に常設されているイマーシブシアターです。

イマーシブ(immersive) [形動]没入感のあるさま。

ということで、イマーシブシアターというのは、観覧するだけではなく、作品の中に自分が入る体験ができる舞台。

実際に同時多発的にパフォーマンスが行われる劇場内(というかアトラクション内という方が近いかな)を自由に動いて「目撃」していきます。
自分で動いて見るから、鑑賞というより「目撃」が近い気がする。

なので、見れないシーンも多々あって、結局「なんでそうなったの〜!!!」みたいなことの方が多いのだけど、
だからこその中毒性というか。

最終的には、モヤモヤするんだけど、その場に居てたことで全てが消化されてしまうような、そんな演劇なのです。
(まぁモヤモヤするのはDAZZLEの作品の特性でもあると思うけど)

そして、今回のイマーイブシアター、オンライン版ができたのですよ!!

東京に行けないことにヤキモキしてたけど、オンライン版なら島でも見れる。ネット環境は…う〜ん、推奨環境ではないけど、大丈夫かも。
しかもリアルタイムでライブ配信って…もうワクワクでしかないです。

しかもチケット代はリアルの4分の1くらい。
そんなん、買うでしょw

と言う訳で、購入した日のライブ配信は、台風の影響もあって全然見れず…Twitterで投票してと言われても、全然追いつけず。

でもリアタイがダメでも1日はアーカイブ残るから、アーカイブで見て。
そしたらやっぱリアタイで見たくなって連日でチケット購入。
しかも先生とお友達の出演する日だったら、見ない訳がない!!

ネットの接続状況は不安なままだったけど、画質落として、パケット食わないようにして、リアタイでのライブを観劇。

ちゃんとTwitterでも投票。あぁ、参加できてる喜び。
離れてても感じられるリアル。

2日連続で見たからか、ちゃんと投票での変化も体感できたし、役者によって演技(ダンス)が違うのも見れた。

アーカイブでも十分だったけど、さらにリアタイで体験すると、これはもっと…となる感覚。
で、結局結末はオンライン版とリアル版は違うだろうから、リアルも行きたくなる衝動。

まんまとハメられてる感ww

DAZZLEの世界観はどちらかというと「ダークな都市」だから、
今自分がいる極彩色な田舎の僻地とは真逆なのだけど、

そんな真逆の1800キロも離れた離島で、同じ空間を共有できたリアル。

だから、私は「パイプ役」になって、この感覚をもっと伝えたい。
エンタメから受ける感動や可能性は計り知れないもの。
僻地だからその機会が少ない…というのは、もう解消されつつある。

いろんなことを「体感する」ことが人生に彩りを与えるとしたら、
その可能性をもっと広げられるように伝えていきたいと思いました。

というわけで、VoT、面白いので、ぜひ見てください。
パケットは1Gくらい食います。でもその価値があると思います。

(ホラー・サスペンス・ゴシック…このあたりに絶対的な嫌悪感があったらダメかも💦)






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