心は熱いうちに打て
コロナの影響で、普段テレビを見ない僕もなんとなしに付けたりする機会が増えた
笑ったり感動したりする
そんな数ある番組の中でも特にこれを見れて良かったなぁというものがあった
うっかり泣いてしまいそうになるほどにその密着取材されているその方の人柄が優しくて大きなものだった
僕は画家である、その方もものづくりの人である
ジャンルは違えど随分見入ってしまった
その方は人々の幸せのためにものづくりをしていた、もちろん画家の僕も同じような動機である
僕の絵を見てくれた人が幸せな気持ちになったりする事は冥利に尽きる、が
僕のそれとは随分違うように感じた
画家としての自分がとても小さく感じた
そんなにネガティヴな意味合いではなく
僕にはもっともっとできることがあるのではなかろうか?
そういう可能性を広げてくれるものに感じた
僕の「絵が好きなんだ!」
という思いが誰かを勇気付けたりできるんじゃないだろうか?
絵に熱中する僕の気迫みたいなものがさ。
絵が売れないとか、注目されないという思いも確かに多少あるが、それでも好きだから描いている、それが全てなんだ
コロナの影響で世界が停滞していても、やっぱり好きなものは好きで、仕事を失っても絵を描く事は終わらず、停滞する事はない
むしろこんな状況だからこそ、僕の絵画でという思いは強くなった
ここは本当に加減が難しく右往左往してしまうのだが、自分のこれこそと思うもの、と、自己満の狭間で震えている
実際はこれこそと思うものを描き出しても満足は行かず、また描き始めるんだが、その繰り返しははたから見れば自己満に見える事でしょう
なら、これこそと思うものを描かずしてなにを描けば良いのでしょうか?
僕はやっぱり突き抜けるしかないと思ったな
自己満を突き抜けていくしかない
周りが口々に言うことに惑わされず、これが一番難しい事と思われがちだが、実際は違う
それによって自分が自分に語りかける言葉に抗うことが一番難しい事なんだな
ああ言えばこう言われる、こうすればこうされる、そんな声が自分の中でのみ響いてくる
だろう、こうだろう、ああだろう
そんなもののためにたくさんの人が何かを諦めているのだと思うと、だったなら僕は!と思える、情熱は死んでない、コロナにも負ける事はない
僕の絵は売れないだろう
僕の絵は下手だろう
才能がないだろう
魅力がないだろう
つまらないだろう
あーーーうるさい
そう聞こえる奥のさらに奥の方では
本音のところではそうではないでしょう
だから戦うんだよ自分と
自分に一泡吹かせてやろう、そう思う
どうなったって、これを貫いて貫いて、そして突き抜けることが僕の人生にとってとても大切なことなんだ
覚悟はあるか?
と、自分に問いただす時
覚悟を持って欲しいという願いが僕の中にあるということを知る
そうなればもう決まりだ
鉄は熱いうちに打て
打ち込むしかない👨🎨
#画家 #芸術 #コロナ #飯田大輝 #エッセイ #コラム #情熱 #夢
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?