私の芸術運動124命の切り売り

ゴールデンウィークも終盤です、生活のためのバイトも連日の忙しさに心が機械的になっている自分にがっかりしています。

バイトというのは自分の時間を売ってお金にしているわけです、この時間というのはいわゆる私の人生です、有限でありいつか終わりの来るもので、それがいつか?なのかもわから無いのです。

生きていくためにはそういう労働も必要です

しかし、本当に切り売りしたその時間に見合った価値を私は得ているのだろうか?と最近思います、生活もできて、家賃も、光熱費も、携帯代も、食費も旅費も賄えます、だけど絵を描く時間はというとごくわずかなものです。

私は絵を描いて生きてゆきたいからこういう生活をしているのに、気づけば画家としての時間を切り売りしているわけです

画家の時間を売ってお金を得ているわけです

しかしお金がなければ生きていけないのも明白です、そのお金の正体とはいったいなんなのか?私が命を切り分けて売って得たそのお金はたぶん、将来お金を払ってでも欲しいものなのでは無いでしょうか?

ああ、もっと時間があったなら!

そんな言葉は口にしたく無いです

これも経験したからこそ得れたものであり、私に取っては必要な経験だったと思いますしありがたい事だとも思います

ならば、私はこれからどうするのか?

ここからはそういう事を考えて生きていく時間が始まります

私はどういう時間を生きたいのか?

本気で考えていかなければいけない事だと思います

私は自分のアトリエで絵を描き、外に散歩に出て、タバコをふかし、コーヒーを飲んで、思案して、生きてゆきたい

今の自分にギャップというか違和感を感じ始めています。

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