「素直さ」は武器になる。

ひろきちです。こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?

今回のお題は、「素直さ」についてです。
私は、もともと「素直さ」が人より少ない性格でした。
でもここ数年で、メンターとなる方との出会いや学んだことのおかげで、「素直さ」があると得をすることが分かってきて・・・素直さを後天的に身につけることができました。

そこで、今日は「素直さは武器になる」というテーマでお話をします。
この記事があなたにとって少しでもプラスになれば!どうぞ、少しの時間お付き合いください。

①素直さとは自分を受け入れること

「素直さ」と聞いて、どのような言葉を連想しますか?
・謙虚であること。
・他人の意見を受け入れられること。
・卑屈でないこと。

どれも大事なことですよね。
私は、↑のどれもが上手くできない人生を生きていました。
でも第一に今回お伝えしたいのは、他人とのコミュニケーションではなくて・・・
「自分を素直に受け入れること」です。

例えば、ビジネス本や自己啓発本を読んで良い情報を目にしたとします。
でも「どうせ自分なんて・・・」と、どこか自分を否定的に考えていると、
どんな良い情報を手に入れても、「やってみよう!」と行動する前に止めてしまったり。諦めてしまったりしますよね。

だからこそ、まずは自分を認めてあげること。自分を受け入れてあげることが必要です。いわゆる、「自己肯定感」というやつです。
「自分はできる!変われるんだ!」という思いがないと、良い情報を取り入れて、変わろうと行動することは本当にはできません。

なので、本や動画から良い情報を得たと思ったら、「この情報で自分は向上できる。自分にはその素質がある」と自分を認めてあげて、情報を素直に取り入れる、というマインドこそがいちばん大切です。

他人の意見や批判についても同じです。
私たちは普通、他人の意見やアドバイスを受け入れられるかは、相手との関係性が決める、と思っています。
自分が好きな人から言われるのと、嫌っている人から言われるのでは、同じ内容でも受け取り方が変わりますよね。
たしかにそれはそうなのですが・・・よく考えてみると・・・
「誰が言うか」で自分が受け取るかどうかを決めているようなことなら、それってもう自分の中で本当は答えが出ていると思うんです。
相手によって対応が変わるのは、コミュニケーションの中の表現の違いでしかない。

ですがこの(自分が変われる、ということを認められる素直さ)があれば、例え感情では受け入れたくない、と思うような相手の意見であったとしても、(自分の成長につながるものは受け入れてみよう)というベクトルにつながります。


②素直さは成長するうえで大きな武器になる

周りを見渡してみると
「あの人は仕事のセンスがあるなあ」とか、
「あの人は頭の回転が速い」とか
感じる相手がいますよね。

でも実際、「仕事ができる人」や「常に素晴らしい結果を出す人」は、センスや頭の良さといった、先天的に持つ能力のみが結果につながっているかというと・・・そんなことはありません。
なぜなら、ポテンシャルのみで戦い、成長しなければ10年経っても最大値は変わらないからです。
なので、本当に仕事ができる人は常に成長し続けている。
だとすると、仕事ができる=成長できる と言い換えることができます。

では、成長できる人は何を持っているのか?
答えは、
『変化することへの素直さ』
です。

「変化することへの素直さ」については①で述べたとおり、変化を怖がらない、許容できる心の在り方です。
『昨日までの自分と絶対に同じで居たい』と思っているひとが、成長などできるわけがない。

ではここで質問です。
あなたの周りに、このような「素直さ」を持っている、とあなたが感じる人はどのくらい居ますか?

おそらく、そう沢山は居ないと思います。
そのくらい、この素直さは特異な能力なのです。
素直さを持つことが希少である、ということは、
その集団の中で突き抜けられる、勝てるということです。

つまり、素直さは周りよりも成長するための効率的な「武器」なのです。

元々の性格から素直さを持つ人もいます。
しかし、この素直さは後天的に訓練で身に付けることもできます。
では、どうやれば身に付けられるでしょうか?

③素直さを身に付けるには

素直さを身に付ける訓練は、言葉にするといたってシンプルです。
日常生活で耳にする、目にする会話や言葉、意見から、

『自分はこの言葉(情報)から何を得られるか?』と自問自答するだけ。

これを意識して繰り返すだけで、素直さを身に付けることができます。
ここで肝要なのは、その受け取る情報が自分にとって

・好ましいもの/好ましくないもの
・好きな相手/嫌いな相手
・自分にとって有益と思えるもの/有益と思えないもの

全てについて分け隔てなく、『何を得られるか?』と自問することです。
その結果、「何も得るものはないなあ」とか、考えることは全然かまいません。
この場合、「何を得たか、得られないか」は問題ではなくて、
「何を得られるかを考える」ことこそが重要なのです。
これを繰り返すことで、自分の心を
「情報を受け入れられるモード」に整えるのです。

嫌いな相手の意見が感情によって受け入れられないのと同じように、
情報を受け取れるモードになっていなければ、どんな良質な情報も自分の腑には落ちません。
シャッターが閉まっているようなものです。
なので、自分のモードを「解放モード」にしなければいけない。
そのための訓練が「何を得られるか思考」です。

「この人のことは嫌いだけど、この人の言葉から何を得られるか・・・」
そのように思うことができれば、自分の感情に邪魔されずに、情報をニュートラルに見ることができます。

これを繰り返していくと、自分の周りの事象は全て、自分にとって先生であるような気にすらなってきます。
RPGで着実に経験値を重ね、レベルが上がっていくような感覚になります!


今回の記事では、「素直さ」について掘り下げました。
いかがでしたか?
この記事があなたにとって少しの変化となれば、
あなたにとって少しの救いとなれば幸いです。
今日があなたにとって素敵な一日となりますように。

では、また。


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