絵本の制作期間ってどれくらいかかるの? というお話し。
🔶絵本の 制作期間の お話し
絵本の 制作期間ですが、
正直、作品によって かなり違います。
僕の場合、手描きで 原画を描いていて、
本文から 表紙まで 全ての原画を 描き上げるのに
約 2ヶ月ほど 掛かります。
ラフ(下書き)は、
テキストの入る位置や、
描きこむものを、ほぼすべて入れ込んだものにしているので
どこで制作期間が変わるのかというと、
アイデア ~ ラフが 出来て、
さあ原画と なるまでが、
作品によって、それぞれ なのです。
( たぶん 他の作家さんも 同じような 感じかな )
ちなみに、こちらの
いっぺん やって みたかってん - 講談社えほん通信|講談社の絵本やイベント、読み聞かせなどの情報サイト (kodansha.co.jp)
「いっぺんやってみたかってん」は、
2017年の 春 前頃に 思いつき、
絵本塾で いちど 見てもらい、
それを直して、その5月にあった
第39回 講談社絵本新人賞に 応募しました。
その時は、
応募の期日まで時間が無く、
原画を2週間で 描いたので 受賞後に、
全部 描き直させてほしいと お話しし、
ラフから やり直し、
(内容は、ほぼ変わらず)
最後の 展開も 少しバージョンアップして
年末年始に 原画、
2018年4月に 出版しました。
という事で、アイデア~出版まで
約1年でした。
トイレロケット - 講談社えほん通信|講談社の絵本やイベント、読み聞かせなどの情報サイト (kodansha.co.jp)
「トイレロケット」は、
2018年の 初め頃に 思いつき、
絵本塾に2回 出し、
そこからも ラフを 直して
夏から 秋に掛けて 原画を 描き、
2019年 1月に 発売しています。
こちらも
アイデアから 出版までが、約1年でした。
ぽっかりライトせんせい - 講談社えほん通信|講談社の絵本やイベント、読み聞かせなどの情報サイト (kodansha.co.jp)
「ぽっかりライトせんせい」は、
2019年春頃に思いつき、
2021年初め頃に原画、
5月に出版と、
約2年です。
ぼくはひこうき - 講談社えほん通信|講談社の絵本やイベント、読み聞かせなどの情報サイト (kodansha.co.jp)
「ぼくはひこうき」は、
「ぽっかりライトせんせい」より前から
ラフの やり取りを していて、
「ぽっかりライトせんせい」に
先を 越され、
2022年 春頃に 原画、
6月に 出版となり、
アイデア ~ 出版まで、
約3年 かかっています。
「ぼくはひこうき」が なぜ、
3年掛 かってしまったのかは
コチラの 記事を ご覧ください。
🔶作品によって 制作期間は まちまち
などなど、僕の場合、
おおよそ 1年間~3年ほどかなと 思いますが、
人によっても まちまちです。
いくつか 作品を 用意して おくと、
こちらを 休んで、
こちらを やると出来るので、
アイデアだけでも 良いので
数を 増やして 行けると、
心の ゆとりは 出てきます。
どこかの 段階で、
たくさん アイデア出しを
してみるのも 良いのかなと 思います。
僕のお話しが、どなたかの 参考になれば 嬉しいです。
コンテストは、締め切りまで
諦めずに 出すのは とても大切です。
あぁ、今年も 間に合わないから、
来年にしよう…。
は、もったいないです。
もちろん あまり 無理のない
範囲での お話しですが。
僕は、先延ばしばかり してしまうので、
編集の方にも 次は いつまでに 出します。
と、あえて言います。
誰かに 言うかどうかでは なくても、
期日を 決めて、
それに 向けてやる 方法
( 自分を うまく追い込む方法 )も
考えてみては いかがでしょうか。
そして、
それが出来る環境作りも
していけたらと思います。
いかに、周りにいる方に
応援していただけるか、の環境。
それによって、
自分もやりやすくなり、
絵本の時間も確保でき、
良い方向へ向かうかもしれません。
人によっても 違いますが、
その 環境作りも 考える必要があると思います。
頑張っていきましょう!
今日も最後までありがとうございました。
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