【ティーチングって必要?】
皆さんはこのタイトルを見てどう思いますか?
正直、僕はいらないと思います。
今の時代は特に、
Google先生がいますからね😂
ゴルフの情報なんて、今は
無料でそこら中に転がっています。
だから、ゴルフの知識に価値はなくなったのです。
僕が言ってることもネットにもありますし、
YouTubeでも詳しく解説してる方も沢山いるので。
それでも、それにお金を払って、上手くなりたいと思っている人たちが、まだたくさんいます。(ググれば1発で出てくるのですが😅)
そして僕はそう思っている人たちに伝えたいことは、ただ一つです。
【レッスンを受けても、上手くなるかは別物で、上手くなるには絶対自分の努力が必要】
ということです。
なので、レッスンを受ければ上手くなれるわけではない。ということを頭に入れておいてください。他力本願でもいいですが、それでは気づきも少ないし、人のせいにしてしまいます。
もし、上手くなりたいのであれば、
コーチングのサポートをしてくれるプロのところに行くのが、本来ならベストです。
アメリカでは、コーチングの資格もあるのですが、未だ日本はティーチングだけです。
(なかなかコーチングサポートをしてくれる人は少ないのが日本の現状です。)
そして、プロの資格は更新制でもないので、
いつまでも勉強しない方や、古い理論をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。
そんな人もレッスンをできてしまうので、
それを知った時は僕はびっくりしました😂
でも、その事実を知ってるのは、ゴルフ業界の方だけなので、ゴルフを知らない人はそれでもレッスンを受けてしまいます。
そのせいで、ゴルフを嫌いになったり、下手になったのでは、レッスンプロの意味がないですし、そもそも無形商材なので、対価に対する価値も提供できてないことになります。
僕が思うレッスンプロは、お客様のお悩みを解決し、目標達成に導いてあげるサポーターだと思っているので、本来はどんどん卒業していき、悩んでる人が減ってないとおかしいと思うのです。
ですが、日本の現状は、スコア100を切れないと悩んでいる方はたくさんいますし、レッスンに長年通ってるのに、上手くなれないと嘆いている方も沢山いらっしゃいます。
でも、それをビジネス面から見ると、
ちゃんと理由があると思っていて、
まず、ティーチングプロはツアープロの後に出来た資格で、
当時、レッスンの需要はほぼ無いところからのスタートでした。(あったのかもしれないですが。)
聞いた話だと、昔の方は自分たちで教えあって、上手くなっていたのですから、そもそもレッスンを必要とする方は少なかったのです。
レッスンプロのビジネスモデルは、お客様がいて、その方をレッスンする代わりに、お金を頂いてました。
なので、お客様が来なければレッスンプロは
生活できませんでした。
確かにバブルの頃は、スーパースターもいましたし、人口も増えゴルフ業界は盛り上がってました。
だからこそ何もしなくても、お客様は来たのかもしれないですし、当時レッスンプロは珍しかったので、1日で100万を稼いでた方もたくさんいたんだと思います。
でも、レッスンプロは毎年テストがあるのでどんどん増えていき、お客様は減っていくという、供給過多のサイクルに陥ります。
そうなると、レッスンプロは生活がかかっているので、お客様の取り合いになり、なんとか辞めないように繋ぎ止めようとします。
プロ自身が、それ以外に稼ぐ方法があれば別ですが、当時の時代背景を考えると、1つのことを長く続けるのが当たり前で、副業なんて発想がまだ浸透してなかったことを考えると、お客様を獲得し離さないようにすることは重要だったと思います。
なので、100という数字も、100切りが出来ないと下手だと思わせて、レッスンに通わせる作戦だったのかな?とも思ったりします。
100なんて、やるべき事を丁寧にきちんとやっていれば、意識しなくても切れちゃうんですけどね。
というか、ゴルフはスコアが悪くても関係なく楽しめますし、楽しみ方は人それぞれなんです!!
話がそれましたが、要はそういう時代背景が今も残っており、ゴルフ業界がレッスンプロの現代に合った、新しいビジネスモデルを構築、
又は、お客様に提示できなかったことが、今の現状に尾を引いているのだと思います。
今は、もう当たり前ですが、
会員制のコミュニティサロンという形が、
その新しいビジネスモデルだと僕は思います。
(運営はとても大変ですが)
ゴルフの技術に関する情報に価値がなくなり、
上手くなりたいと思ってレッスンを受けたのに、いつの間にか先生とコミュニケーションを取ることが目的になってしまった方も多い中、
レッスンはあくまでその方と繋がるための手段になりました。
そして価値は、知識から人へと移行し、
それに気づいてない方も多いとは思いますが、価値があるのはそのプロ本人だということです。
そして、そのプロじゃなきゃダメは人は多いと思います。
なので、レッスンという呼び名ではなく、
これからはそのプロとのコミュニティサロンという形で発信していくべきなのではないかと、僕個人的には思っております。
もう一つは、オンラインレッスンです。
もし、当事者に直接聞いて、情報を得たいのであれば、今はインターネットでいつでもどこでも繋がることができます。
なので、お会いしてお伝えすることと、内容が同じなのであれば、オンラインでも出来るのです。
むしろ、LINEでスイングについてのやり取りをすることもありますからね😂
僕自身、ゴルフは大好きですし、
長年レッスンを受けてきて、
そして現在もゴルフライフコーチとして、
お客様のサポートをさせてもらってますが、
こういった現状も踏まえて、
今後はゴルフ業界のサポートも僕なりの形で、していきたいと思っております☺️
【これからの若者とゴルフを繋ぐ窓口に】
Espero Golf 松尾 洋輝
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?